鹿児島県桜島が間もなく大爆発噴火？飛行機に影響は？

鹿児島県の桜島のニュースで、山が膨張しているので、噴火するのでは？？？という報道がされていました。

鹿児島の方以外でも旅行等で行かれる方もいらっしゃると思いますので、調べてみました！

鹿児島の桜島のできた経緯

鹿児島湾（錦江湾）の湾内に、2万６千年前に海底火山が隆起し島として誕生しました。

大正時代に大噴火が起きて、大隅半島と陸続きになり現在に至っています。

桜島が100年前に噴火したときの大正噴火についてアニメで紹介した動画有りましたので、是非ご覧ください。

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桜島大噴火　1月12日を忘れない！！

１年を通じて、桜島からは噴煙が上がり、爆発し降灰があり活火山であることを物語っていますが、桜島は国際火山学及び地球内部化学協会が指定する特定16火山のひとつとして、火山の情報を収集しています。

しかし、悪い事だけではなくこの火山の恩恵で、温泉や砂風呂と言った観光施設としても有名ですね。

海岸では砂浜を掘れば温泉がわき出るとか？！

火山灰の影響は？

火山灰がよく飛来するので、車の色は、汚れが目立つので白は少ないといわれていますが、何色であってもやはり灰汚れは目立つようです。

20年ほど前は大隅半島にある垂水市では噴火の度によく小石などが降り、学校の先生の自動車のフロントガラスが割れたりしていたという話も聞きます。

現在ではそのような事は無いとの事ですが、やはり現在でも車の窓ガラスに積もった灰を見ると、粒がかなり大きい物が降っています。

ちなみにこの垂水市にある道の駅「たるみず」では、この灰を缶詰に詰めた降灰体感缶詰「ハイ！どうぞ！！」を1缶100円で販売しているそう。

中身は本当にただの灰が詰まっているらしいです。

また、住宅地などではゴミの回収ならぬ火山灰捨て場が存在したり、お墓に屋根がついていたりと、火山灰との生活に苦労されている様子を見たことがあります。

火山灰が降る日に白い服は、火山灰で洗っても汚れが落ちないとかで洗濯物は、室内干しをするとか？

火山灰と無縁の土地出身者としては、考えられないことばかりです。

桜島は、山体膨張しているらしい。

鹿児島地方気象台が、鹿児島県・桜島で大きな噴石や火砕流が、噴火に伴って発生する可能性があり、2013年8月18日の噴火と同規模かそれ以上の噴火が起きると発表しました。

活動が活発化する傾向にあるとのことで、どれぐらいの規模の影響が出るのか想像できませんが、最近では日中でも真っ暗の状態になることを聞いたことがあります。

かつては、島と陸がつながった規模の噴火をしたこともあるので、この時と同等規模でれば、生活面で大打撃が出ることも考えられます。

桜島島内でも生活されている方もいらっしゃいますので、被害が出ないことを祈りたいです。

飛行機への影響は？

かつて、鹿児島湾沿いの現鹿児島県庁付近に飛行場がありましたが、桜島の噴火の影響を避けるべく、山側（霧島市）に空港は移転しています。

そのため市街地へのアクセスは多少悪くなりましたが、火山の影響を極力受けないためには、致し方ないと言えますが、通常の噴火であれば殆どの場合欠航にはなることはありません。

但し、大量の火山灰が鹿児島空港へ飛来した場合、エンジンに火山灰が吸い込まれエンジンがストップする可能性も有るので、鹿児島空港への離着陸は困難な状況になります。

上空を飛行する飛行機は火山の噴煙を回避するルートが設定されていますので大丈夫です。

しかしこの噴火が、尋常でない規模であったら、数週間、九州南部への影響は避けられないかもしれませんね。

電子機器類に細かい粒子が入り込むと、火山灰は通電する物質でもあるので、飛行機、鉄道、家電や、送電線などの電気関連と、火山灰によるスリップが原因の交通事故などが起きやすいと言われています。

地元の方は、この件については認識していると思われますが、再度確認が必要かもしれません。

桜島は規模が小さいですが、日常でも常に噴煙を上げており、初めて見たときは噴火している様子が感動的でした。

しかし、見慣れてしまうと、いつも通り・・・ということで、感動も薄れてしまいますが・・・。

地元の方も噴火のニュースは、いつものことで一喜一憂することはないかもしれませんが、被害の無いように生活をしてほしいものです。

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