演奏中に、トロンボーンにくしゃみをしてしまう事件が発生―イギリス
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 1,089 views
人には、どうしても静かにしなければいけない時がある。
映画や演奏での静かなシーンや、卒業式や結婚式などだが、当然あくびなぞしてはいけないし、咳やくしゃみなどもってのほかだ。
しかし、とあるバンドのトロンボーン奏者が、悪いタイミングで、しかも最悪の形でくしゃみをしてしまった。
会での演奏中の、とても静かなところで、トロンボーンに向けて思いっきりくしゃみをしてしまったのだ。
しかもその演奏は録画されてしまっており、Youtubeにも挙げられてしまった。
その演奏が、こちらの映像である。
とても静かな、ゴージャズな演奏の中に、いきなりの不細工な爆裂音で、どうあがいても誤魔化しきれない。
やってしまった感は否めないが、指揮者は何事も起こらなかったかのように指揮を続けているし、他の演奏者も無視して演奏を続けていて、とても高いスルー力だ。
今回の舞台になったのはイギリスの教会
今回のアクシデントが起こったのは、イギリスのエセックスという地域にある教会だ。
演奏したのは、救世軍の、ロンドンセントラルバンドである。
今回の様な事故は、管楽器演奏者ならば一度は経験しそうな事だ。
ただ、くしゃみが出そうな時、彼らには大体2つの選択肢がある-そのままくしゃみをしてしまうか、どうにかしてやり過ごすか、だ。
周りの音が大きければ、楽器から顔を逸らしてくしゃみをすることができる。
そうでなければ、なんとか我慢するか、音が出ないようにくしゃみでもするしかない。
この爆音を出してしまった演奏者の場合ならば、後者の選択肢しかできない。
しかし、音を出さないように気を払っていたら、くしゃみが突然きてしまい、そのままトロンボーンに向けてぶっ放してしまったようだ。
指揮者も初めての経験
指揮をしていたジュリアン・ブライトによれば、こんな事は35年間の指揮の中で初めての経験だったという。
この事件は、このバンド内で語り継がれる事故となるだろう。
やってしまったトロンボーン奏者は、悪い意味での伝説を作ってしまったようだ。