PDCAサイクルが完全に崩壊する『ラーメンバーガー』早速食べてみた
2014/11/13 SNS拡散レベル 0 133 views
「麺屋武蔵 新宿本店」監修によるロッテリアの驚愕の新商品「麺屋武蔵ラーメンバーガー」が本日20日に発売されたということで早速購入した。値段は『特製スープ』付きで634円と、単品でラーメン1杯食べれるほどの価格。替え玉も可能のようで値段は100円。こちらはある意味リーズナブルなのかもしれない。パンも小麦、ラーメンも小麦と小麦尽くしのこのバーガーに果たしてどんな魅力が詰まっているのだろうか。
こちらが購入したラーメンバーガー。さすがラーメンということでスープとお箸がついてくる。しかしこの2つのセットが非常に我々を悩ませた。なぜならどうやって食べればよいのかわからないのだ。『サイトを見ろ』というのかもしれないが、出てきた料理を「どのように食べるか」について検索するなどという行為はシェフへの冒涜、グルメレポートとして大変失礼にあたるのではないかと受け止めている。
『どこで手に入れるのか(P)』『どのように食べるのか(D)』『どのような味なのか(C)』『どこがまずかったのか(A)』つまり、PDCAサイクルを活用し、作り手側および受け止める側のインプットアウトプットをリアルに報告することが使命であると考える。
ということで早速Do(実行)、私なりの食べ方で食べることにした。
(画像)ラーメンの麺を取り出しスープにつける
(画像)スープに浸かったうまみたっぷりの麺をバンズに戻す。その際、麺はスープにつけたものを半分取り出し、バンズに戻す。すべてつけると汁があふれて食べにくくなるからだ。
しかしここにきて疑問が浮かぶ。マヨネーズがかかっているラーメンを果たしてスープにダイブさせて良いものだろうか。もっと言えば「麺屋武蔵」の監修でマヨネーズ付きの麺をスープに入れるという行為が許されてよいものなのだろうか、つまりこのスープはバンズに入っている麺用ではないのかもしれない。
だが、それならば別にロッテリアである必要性は無い。「麺屋武蔵」の味を出したければ「麺屋武蔵」のインスタントラーメンのほうが良い。しかしここはロッテリア。むしろスープの中にバンズごとダイブさせてしまったほうが効率としても良いしロッテリアらしさもある。わからない!いったいどのように食べるのが一番おいしく食べることができるのかを。製造者はいったいどのような意図でこの形式を取り入れたのか。
まるで脳内がラーメンの麺のように思考がグチャグチャとなり、このバーガーの完成形を導き出すのが非常に困難となった、つまりPDCAサイクルはこの時点で崩壊した。
よって味や感想について述べることは困難であり、これ以上のレポートは続行不可能。
申し訳ないがラーメンバーガーは難しい。ただ一つ言えることは、このバーガーの麺は『麺の味がする』バンズは『バンズの味がする』。
それ以上でもそれ以下でもないシンプルな料理だ。『麺屋武蔵ラーメンバーガー』 2013年5月20日(月)より期間限定発売!!
http://www.lotteria.jp/news_release/2013/news05080001.html(ライター:たまちゃん)
記事元:秒刊SUNDAY