憧れの寝台特急「トワイライトエクスプレス」「北斗星」が廃止!夜行バスが原因?
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 298 views
人気があって、予約がなかなか取れないとされていた寝台特急(ブルートレイン)が相次いで廃止となる予定である。
そのことに対して鉄道ファン達は祭り騒ぎである。
名残惜しいが、時代の流れで仕方がないのかも知れない。
続々消えていくブルートレイン
先だって2014年3月のダイヤ改正では上野-青森間のブルートレイン「あけぼの」が廃止された。
上野駅に鉄道ファン達が集まり、名残を惜しんでいて、鉄道ファン達の中には「ありがと~!」と涙を流すものたちもいた。
これで「北斗星」が廃止されたらどうなることであろうか?この方達は大丈夫だろうか?
新幹線の登場とともに、姿を消した在来線もたくさんある。
学生時代の暇な時に青春18切符を使って、実家へ夏休みに帰省する為、在来線に長時間乗って、時間がゆっくりと流れ、あの時のゆったりした気持ち、あれはなんだったんだろう。懐かしい。
とても貴重な時間だったのかもしれない。
このようなことを考えると、鉄道ファンが涙を流す気持ちも分からなくはない。
夜行バスが人気上昇中
寝台特急が廃止される中、夜行バスが脚光を帯びてきており、時間はそれなりにかかるが、交通費が安く済むのだ。
深夜でも女性が乗車できるよう、席の配置も工夫してくれるので、安心して利用することができる。
トイレも車内にあるし、途中何度か高速の休憩所に15分間くらい止まってくれる。
車内もテレビモニターがあったり、席もゆったりしていて快適だ。
各主要都市からの高速バス路線のネットワークができており、行こうと思えばバスでどこへでもいける。
京都日帰り旅行など、帰りは寝ていればいいのだから、安く一人旅をしてみたいのであれば、お勧めである。
交通手段の選択肢があるということはとても恵まれているのではないかと思う。
特に地震の時にはバスが大活躍して、その恩恵に授かった人が大勢いる。
寝台特急=男のロマンという構図があり、そのロマンがなくなるのはとても寂しくなるが、新しい領域を開拓していってほしい。
例えば、廃線跡、秘境駅、深夜高速バスなどの楽しさを教えてくれる先人達がすでにいる。
この先人達に続くのだ!という気概で新しいジャンルに目をつけ新しい文化を発展していってほしい。