騙されてた?!風邪薬を飲むと治る理由はプラセボ効果だった?!
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 50 views
なかなか気候が安定しないこの時期、季節の変わり目は簡単に体調が崩れやすく気が付いたら風邪気味に・・・という経験はないだろうか?
風邪は早めの対策を・・・というCMを聞いた事があるが、早く薬を飲めば早く治るのか調べてみた。
薬を早く飲めば早く治るは誤解?!
ある病院の医師から聞いた話だが、風邪の対処は早いに越したことはないが、早めに医師にかかり処方された薬を飲めば風邪が早く治るというのは誤解だそうだ。
風邪薬とは、病気の根本的なところを治すのではなく、症状を部分的にストップするものに過ぎないそうだ。
インフルエンザのような特殊な場合は、薬の投与が効果を発揮するが、通常の風邪では違う。
通常の風邪のウイルスをやっつけるのに有効なのは、自分自身の免疫力だそうで、この免疫力を上げるには、栄養・水分を十分に摂り、温かくして寝ることが一番の処方だそうだ。
効果があるように感じるのはプラセボ効果
薬は効果ないのに、なぜ薬を飲むと効果があったように感じるのだろうか。
それは、プラセボ効果によるものらしい。
プラセボ効果とは、効果のない物質を効果のある薬物として患者に投与すると、心理効果により症状を軽減することがある効果のことである。
一番は自分の免疫力なのだが、やはり薬に頼ってしまいがち・・・筆者も薬に頼ってしまう一人である。
風邪の引き初めにいつも風邪薬(総合感冒薬)を飲んでいたのだが、風邪の種類は200種類以上ありさまざまな症状があるそうだ。
風邪薬(総合感冒薬)は、風邪を治すものではなく、風邪の症状を抑えるための薬で効能も薬によって異なる。
症状別に風邪薬を選ぼう
症状から風邪薬を選ぶと大まかに4つに分かれる。
1. 鼻(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)用
抗ヒスタミン剤が入っている薬(炎症やアレルギー症状を抑えるため、くしゃみ・鼻水に効果あり)
2. 発熱(熱・関節の痛み)用
ピリン系・非ピリン系の解熱鎮痛剤(熱や痛み以外に関節やのどの強のい痛みもやわらげる効果あり)
3. のど(咳・たん・のどの痛み)用
咳を鎮める成分・痰を絡まりにくくする成分・のどの炎症を抑える成分・のどや口の中の殺菌・消毒をする成分と色々ある。
症状によって組み合わせ(専門的な)組み合わせがあるので、薬剤師に相談することをおすすめする。
4. 漢方薬
風邪の引き初めの熱や寒気・・・「葛根湯」
風邪の引き初めの鼻水・・・「小青竜湯」
風邪が長引いたときやだるさなど・・・「小柴胡湯」
上記が代表的な物であるが、体質や風邪の重症度だどによって飲む種類が変わってくるそうなので、こちらも薬剤師に相談することをおすすめする。
症状にあった薬を選んで、風邪を治したいものである。
一番は風邪をひかない体づくりをする事だろう。