食べ物の3秒ルールは正しかった?!科学的根拠で起源が証明される
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 858 views
食べ物を落とした場合、3秒以内なら大丈夫という根拠もよくわからない3秒ルールが日本にはある。
3秒経つまで菌が待つというのでもいうのだろうか?誰が言い出したかもよくわからないルールだ。
このルールの賛否は人によって分かれるのだが、3秒以内ならなんとなくOKという人と、そんなのは関係なく汚いから嫌だという人だ。
果たしてどちらの意見が正しいのだろうか?
イギリスのバーミンガムにあるアストン大学が、この論争に終止符を打った。
イギリスでは5秒ルール?!
イギリスでは『3秒ルール』ではなく、2秒多い『5秒ルール』となっている。
この5秒ルールの是非を、アストン大学の最終学年の生徒達が研究した。
その研究結果によれば、5秒以内なら拾って食べても大丈夫だそうである。
カーペットのほうが菌が少ない
彼らが実験に使ったのはパスタ、トースト、ビスケットと、菓子だ。
これらを床に落として、拾った物のバクテリアの数を測ると、落としてすぐに拾われた物はバクテリアの数が少なかったという。
さらに今回の研究で明らかになったのが、落とした床の表面の違いによってバクテリアが付く数が違ったということだ。
カーペットの床はバクテリアが付きにくかったのに対し、ラミネートされた床やタイルの場合は食べ物についたバクテリアの数が多かったという。
カーペットの方が、ラミネート床やタイルよりも食べ物への接地面が少ないからこういう結果になったのだろう。
特に女性がルールを守る傾向にある?!
他の研究によれば、食べ物を落としても気にせずに食べる人の数はおよそ87%にも及ぶという。
特に女性は5秒ルールを信じているようで、およそ81%の人がこのルールに従っているという。
もちろんこれはあくまでもイギリスの結果なので、日本だともっと低いパーセンテージとなるだろうが。
この研究は5秒ルールについてなので日本とは条件が少し違うが、これで3秒ルールの正しさは証明されたことになる。
これからは自信を持って3秒ルールを適用しよう。
周りに批判されたとしても、科学的に正しさを証明されているのだから。