赤ちゃんの熱中症対策はできてる?初期症状と予防法
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 24 views
大人にとっても夏は熱中症に注意しなければいけない季節であるが、室内でも熱中症になってるしまうことがある。
しゃべれない赤ちゃんならなおさら注意しなければならず、赤ちゃんの熱中症についてまとめてみた。
熱中症は脱水症状だけではない
熱中症とは、脱水症状のことだけではなく4つの症状の総称だということをご存じだろうか。
熱射病(日射病)
体温が上昇し、腎臓の機能が壊れ尿が出なくなる
熱失神
顔色が悪くなり、血圧が低下する
熱痙攣
手足の筋肉がピクピクする
熱疲労
気温の熱さで夏バテのような症状になる
この4つの症状が、熱中症なのである。
赤ちゃんの熱中症予防策とは?
赤ちゃんの熱中症予防策は、次の通りである。
1. 水分補給
大人と同じだが、赤ちゃんの場合は、母乳やミルク、少し冷やしたベビー麦茶など赤ちゃんが飲めるものを与える。
この時注意してほしいのが、少量ずつこまめに飲ませるという事だ。
2. 衣服や室温の調節
クーラーの効いた涼しい部屋に移動させ、室温は冷やしすぎず、26~28℃に設定する。
衣類を一枚脱がせたりして体温を下げる。
3. 保冷剤や濡れタオルで体を冷やす
こちらも大人と同じで、保冷剤をタオルなどで包んだものや濡れタオルなどを体にあて冷やす。
冷やす場所として、わきの下・股の付け根・首元が有効的で、この体を冷やす箇所は、発熱時でも使えるので覚えておくと良いと思う。
これらの予防対策をしていても赤ちゃんの様子がおかしかったら、かかりつけの病院に行くなど早めの対策をとってほしい。
熱中症の症状はどんな症状?
熱中症症状として、次のように言われている。
1. 初期症状
顔の皮膚が赤く、熱い・元気がなく、機嫌が悪い・いつもより母乳やミルクを飲みたがる。
2. 危険症状
顔色が悪い・脈が弱い・熱がある・唇が渇いている・汗をかかない・おしっこが出ない・鳴き声に元気がない・呼びかけても反応が弱く、ぐったりしている。
上記の症状が一つでも見られたら、すぐに病院へ行ってほしい。
大人でも熱中症になると、後遺症で体のバランスが崩れてしまうのである。
筆者の子供(中学生の時だが)も熱中症で倒れたことがあり、その時は室内の部活応援中で、いわゆる中度(頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・体がだるい・体に力が入らない)になってしまった。
回復するまで、2日間寝たきりで、本人に聞くとしばらく体がだるかったそうだ。
体が小さくしゃべれない赤ちゃんならば、なおさら注意が必要である。
少しでもおかしいと思ったらすぐに病院に行くことが子供の将来の為にもなるのだ。