炊飯器でできるパエリアのレシピ！鉄腕DASH０円食堂で紹介！

「ザ！鉄腕！DASH！！」の好評企画、全国を巡り、捨てられてしまう、いらなくなってしまったご当地食材を集め、驚きの極上料理に変身させる「DASH 0円食堂」。

今回は千葉県九十九里浜に０円食堂オープン！

九十九里浜で捕れる魚や貝などの海の幸をつかってつくるのは、スペイン料理の代名詞ともいえるアノ料理。

魚や貝、スペイン料理といえば…そう！パエリアです！

パエリアの意外なルーツはイスラム教徒！

パエリア発祥の地は言わずと知れたスペインですが、細かく言うとバレンシアオレンジで知られる東部のバレンシア地方です。

意外にもバレンシア地方はスペインでも有数の米どころなんです！

中心部にでさえも広大な水田地帯が広がっており、その稲作をスペインにもたらしたのがアラブ人。

驚くのがその歴史ですが、なんと西暦９世紀ころから、稲作に従事するイスラム教徒の間でつくられてきた料理なんだとか。

オレンジ農家のお昼ごはんだったパエリア

ムール貝やエビなどが乗り、大皿でふるまわれるその豪華さから、日本では「ごちそう」のイメージが強いパエリアですが、現地では必ずしもそうではなかったようです。

理由はその調理方法に隠されているかもしれません。

というのもパエリアって、実は、具材を炒め、お米とスープを合わせて炊き上げるだけの簡単料理なんです。

とってもシンプルですよね！

バレンシアといえばオレンジも有名ですが、果樹園で働く農民たちが、お昼どきにオレンジの樹の下でパエリアをつくっている姿が、近年までよく見かけられたそうです。

農作業の合間に野外でチャチャッとつくれて美味しい料理。

パエリアってそんな位置づけだったんですね！

炊飯器でも！土鍋でも！簡単豪華なパエリアレシピ

豪華に見えて美味しいのに、調理方法はいたってシンプルなパエリアですが、パーティやおもてなしにピッタリです。

本場では、パエジャーラという専用の浅いフライパンをつかって作りますが、実は炊飯器や土鍋でも美味しく作れるんです！

具材は何でもOKなので、手に入れるのが難しいムール貝のことは忘れましょう（笑）

他にも有頭エビやアサリ、鶏肉やベーコンを入れてもいいですね。

サフランは大手スーパーのスパイス売り場にありますので、少量のお湯で色を出してから、スープと合わせて入れてください。

簡単！パエリアレシピ

① 小さく切った玉ねぎやニンニク、トマトなどをオリーブオイルで炒めます。

② 上に乗せる具材を炒めます。軽く焼きめがつくくらいでOK。

③いったん取り出します。

④ 洗っていないお米を炒めます。軽く透き通ってきたらスープをいれます。市販のコンソメキューブでも大丈夫です。

⑤炊飯器の場合はここで炊飯器に投入。土鍋ならそのままで具材を乗せて炊き上げてください。

土鍋の場合の水加減はお米１合あたり１カップくらいでいいようです。

⑥弱火15分、蒸らし5分くらいから、お使いの土鍋や具材に合わせて、多少加減してみてくださいね。

実は超庶民の味だったパエリア。ぜひご家庭で挑戦してみてください！