ブラインドサッカー(ブラサカ)の特徴と魅力とは?ルールや日本代表の情報まとめ!
2014/12/23 SNS拡散レベル 1 269 views
今年、ワールドカップブラジル大会が行われましたが予選敗退したせいでしょうか?かなり昔の感じもします。
そのサッカー人気のおかげか、最近ブラインドサッカー(ブラサカ)の話題をよく耳にするようになりました。
今日はこのブラサカについて調べてみました!
ブラサカとは?
正式名称は、“ブラインドサッカー”またの名を“視覚障害者サッカー”とも言います。
視覚障害者サッカーというだけに、視覚に障害を持った選手がプレイできるように考案されたサッカーで、国際サッカー連盟(FIFA)が定めたフットサル(5人制室内サッカー)のルールを一部修正したものに沿って行われます。
サッカーとの違いは?ルールは一緒?
1チームはゴールキーパーを含めて5人で構成され、ゴールキーパーは視力的な制限は無いため健常者が務めることが多いようです。
フィールドプレイヤー4人は、視覚障害者やアイマスクをした健常者になり、チームにはプレイヤー以外で、フィールド外にコーラー(ガイド)を配置し、プレイヤーにボールの方向や距離などを伝えて得点を競い合います。
ボールには音で位置がわかるように鈴を入れて作られているため、プレイヤーは鈴の音でボールの位置を判断します。
また、コートのサイドラインには、ボールがタッチラインを超えないように、ボードが設置されていてボールが場外に行かないようになっています。
試合時間は前後半各25分で、間に10分間のハーフタイムが設定されています。
サッカーとブラサカの違いは?(特徴と魅力)
特徴は、ゴールキーパー以外の人の視聴障害程度によりクラス分けされます。
B1 – 全盲またはほぼ全盲
B2 – 弱視 – 矯正後の視力が0.03未満、または視野が5度未満のクラス。
B3 – 弱視 – 矯正後の視力が0.03から0.1、または視野が5度から20度までのクラス。
健常者も一緒にプレイする場合、健常者はアイマスクをして行なうため、障害者と健常者の条件が一緒になってプレイできるスポーツでもあります。
プレイ中はお客さんの応援マナーで、鈴の音の邪魔をしないように声を出して応援することはできません。
日本代表の情報
国内にB1クラスは12チーム、B2/B3クラスのチームは5チームあります。
その中から日本代表が選出されて、日本代表B1クラスとB2/B3クラスがあります。
先月、4年に一度の大会である世界選手権が開催されていましたが、日本はB1クラスで予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントに進出しました。
しかし1回戦で中国に惜しくも敗退し順位は6位でした。
ブラサカは、健常者と障害者が同じスポーツで競い合える唯一の競技かもしれません。
サッカーやフットサルにない、音だけで即時に対応するスポーツは今までにない種目と言えます。
そのため、年齢や性別などの制限が無いのも面白いですよね!
これからブラサカの競技人口が増えれば底辺の底上げにより日本代表も強くなると思われます。
ブラサカの今後の発展に期待します!