【2015】台風9号たまご発生!米軍(JTWC)予報、気象庁予想進路は?
SNS拡散レベル 1 544 views
台風9号(チャンホン)が30日21時頃発生しました。
気象庁によると、台風第9号 (チャンホン)は1日6時現在、マーシャル諸島沖におり中心気圧は998hPa、しかし4日3時には980hPaまで気圧が下がり最大瞬間風速が40m/sと予想されており、この後ももっと強くなると思われます。
1日6時45分の気象庁実況発表によると、中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20m/sで最大瞬間風速は30m/s。
実況では、1時間におよそ15キロの速さで西北西に向かって進んでおり、今後、西へ進む可能性があり来週あたりには日本にも影響が出てくると思われます。
しかし今年は台風の発生ペースが早いと思いませんか??
それもそのはず。6月に9号まで発生したのは1971年以来44年ぶりのことなんです。
そんな台風9号が日本列島に近づいて来れば、現在、梅雨前線の影響で日本各地、特に九州地方は総雨量が1000mmを超している所が多数あり地盤が緩んでいますので、土砂災害や洪水が起きる可能性が非常に高いですので、十分にお気をつけください。
気象庁予報とJTWCの精度の比較
どちらの情報も精度がどちらが高いということはないです。
気象庁は国の機関であり、国民を守る為に情報を分析を行っておりますし、一方のアメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(
JTWC)も自国の兵士を守る為に情報を分析し、発表しております。
ここで重要なのは、どちらの情報が重要と言うことではなく、複数の情報から自分自身が比較検討しながら総合的に判断すると言うことだと思います。
当サイトでは7カ国の気象機関が発表している台風情報を掲載しておりますので、皆様の参考情報になれば幸いでございます。
複数の情報から情報を得ていれば、台風がどちらの動きをしたとしても対応できる範囲が広がるので、どんどん活用していきましょう!
各国機関台風進路予想図
米アメリカ海軍(JTWC)の予想をはじめ、各国ともほぼ同じ予想となっております。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
6/30 米アメリカ海軍(JTWC)発表 台風9号予想進路
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
リンク:http://www.usno.navy.mil/JTWC/
JTWCとは?
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。この台風情報は、本来は米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人々もアクセスすることができます。通常は6時間おきに情報を発表します。なお、このサイトの台風情報の見方ですが、時刻表記が協定世界時(文中表記はUTCではなくZ)となっている点に注意する必要があります。日本時間に直すには時差の9時間を加えて下さい。また図の見方についてはJTWC Warning Graphic Legendを参考にしてください。
7/1 6時 気象庁発表 台風9号予想進路
リンク:http://www.jma.go.jp/jp/typh/
台風第9号 (チャンホン) 平成27年07月01日06時45分 発表
<01日6時の実況>
大きさ
–
強さ
–
存在地域
マーシャル諸島
中心位置
北緯 10度05分(10.1度)
東経 158度20分(158.3度)
進行方向、速さ
西北西 15km/h(7kt)
中心気圧
998hPa
中心付近の最大風速
20m/s(40kt)
最大瞬間風速
30m/s(60kt)
15m/s以上の強風域
全域 220km(120NM)
関連記事