2015年うるう秒の電波時計やネットへの影響は?障害が発生する?
2015/02/14 SNS拡散レベル 1 271 views
今年、”うるう秒”が発生することがニュースで報道されていましたが、これは地球の自転と原子時間で1秒の誤差が発生したため、それを調整するために、”うるう秒”を行うようです。
うるう年は馴染みがありますが、このうるう秒については聞き馴染みが無いので、今日はこのうるう秒について調べてみました!
うるう秒とは?
協定世界時(UTC)のイギリスが基準の原子時計と実際の地球の自転が遅くなったことの時間の差を調整するために実施されます。
この方式は1972年に始まり、2012年までに合計25回実施されて、すべて1秒の追加が行われています。
いつ実施されるの?
2015年7月1日午前9時(日本時間)に行われます。
これは日本とイギリスの時差9時間で、イギリス時間での午前0時が起点となっています。
今までの経験からすると、秒までカウントする電光時計の前に、8時59分60秒という表示を見に集まる人が予想されます。
通常ですと、59秒の後は00秒になるので、60というレアな瞬間を待ち望んでいる方も今からいるのではないでしょうか?
ちなみに2012年のうるう秒の瞬間の動画を見つけましたのでご覧ください。(動画の44秒あたりです。)
↓
生活への影響は?
影響を受けるものを調べると、やはり時計関係だと思います。
パソコン
時計はズレますが、ネットにつながっていれば、”インターネット時刻”で、定期的に自動調整してくれます。手動でももちろんできます。
電子時計
時計はズレますが、24時間以内に正確な時刻を受信して調整するので、当日の1秒のズレを気にしなければ、放置して問題ありません。
(置時計、腕時計、携帯電話の時刻自動設定、カーナビなど)
ネットへの影響は自分のPCとネットでつながったサーバーの時刻のズレをチェックする仕組みがあれば問題が起きるかもしれませんが、事前に連絡があるものと思われます。
他にもこの影響を調べましたが、ETC搭載で高速道路を通過した(する)車で、ぎりぎり9時前に通過したか否かぐらいでしょうか?
1秒の違いで、割引となるかならないか?。。。
横浜みなとみらいのコスモクロック(観覧車)は、観覧車全体が秒針となり、時計代わりにもなっています。
当日中、どこかで調整するのでしょうか?それともずれたまま営業するのでしょうか?ちょっと気になります。
前回の経験を踏まえておそらく、社会的混乱が起きる影響は無いものと言えます。
”うるう秒”というレアな瞬間を楽しみにされている方も、いらっしゃるかと思います。
レアな瞬間とは、記念的なイベントでの瞬間もありますが、今時点も、レアな瞬間かもしれません。
うるう秒だけでなく、この瞬間、この時間を大切にして、日常を過ごしてみてください。
1秒でも、何か大きなことができたり、いい案が思いついたりします。
そんな、”うるう秒”の7月1日は、時間を有効に過ごしてみては、いかがでしょうか?