赤ちゃんの蒙古斑はなぜできる?その原因は?ちゃんと消えるの?
2015/02/21 SNS拡散レベル 1 271 views
赤ちゃんのお尻にあざのような蒙古斑ができている子を見ると、まだ生まれて間もない子供だとわかりますよね!
結構しっかりついている蒙古斑ですが、本当に消えるのか心配なお母さんもいるのではないでしょうか?
今日はそんな蒙古斑のできる原因やちゃんと消えるものなのかについて調べてみました!
蒙古斑の原因は?
蒙古斑はモンゴル人や日本人などのアジア系民族(黄色人種)の乳幼児によく現れる現象です。
脊椎に沿って皮膚に薄青い灰色の母斑ができ、脊椎、仙椎(せんこつ:腰)、臀部(でんぶ:お尻)、脇腹、肩などの背中にかけてこの状態が現れます。
蒙古斑は母親の胎内でメラニンを生成するメラノサイトが表皮に出て行けず真皮に留まってできる現象であり、日本人の99.5%の乳幼児は出現しています。
男女による性別での出現率は特に差がないそうです。
また、現時点で出現する原因らしきものは特定されていないようです。
アジア系民族以外でも出現はしているようですが、白人・黒人では判断できにくいため出現しないような捉え方をされており、そのためか、海外の医療機関では、アジア系の子供が受診する際は、虐待によるあざと勘違いされるケースもあるようです。
日本語表現で、“未熟者”という表現の根源となったのは、この”蒙古斑”の「けつが青い」が由来になっています。
蒙古斑の消えるタイミングは?
乳幼児から発達し2歳児が一番くっきり目立つ色をしているようですが、知らず知らずのうちに、薄くなって通常3~5歳できれいに消失します。
特に何もせず、成長するのを待っていればいいかと思われますが、大きくなるにつれて目立つのが気になるようでしたら、お医者様に相談されるのがいいかと思います。
最初から濃い色であると、消えるのに時間がかかるケースもあります。
しかし、場合によっては成人になっても残るケースがあるようですが、成人して残っていて消したい場合、レーザー治療で消失させることができ、その場合、保険適用で1回当たり6,000円~12,000円(範囲の程度によって)の負担で消失することも可能との事です。
蒙古斑があるうちは、まだ小さい子供であると言えます。
大きくなるにつれて、蒙古斑は消えてなくなるので、お子様の成長を確認する一つのバロメーターといえるかもしれません。
子供の成長は、早いとも言われていますが、定期的にお子さんの蒙古斑を確認して、お子様の成長を実感してはいかがでしょうか?
記事POINT!
・蒙古斑は、モンゴル人や日本人などのアジア系民族(黄色人種)の乳幼児によく現れる現象。
・蒙古斑は母親の胎内でメラニンを生成するメラノサイトが表皮に出て行けず真皮に留まってできる現象であり、日本人の99.5%の乳幼児は出現する。
・アジア系民族以外でも出現はしているようですが、白人・黒人では判断できにくいため出現しないような捉え方をされており、そのためか、海外の医療機関では、アジア系の子供が受診する際は、虐待によるあざと勘違いされるケースもある。
・本語表現で、“未熟者”という表現の根源となったのは、この”蒙古斑”の「けつが青い」が由来になっている。
・乳幼児から発達し2歳児が一番くっきり目立つ色をしているようですが、知らず知らずのうちに、薄くなって通常3~5歳できれいに消失するが、最初が濃いと消えるのに少し時間がかかる。
・成人して残っていて消したい場合、レーザー治療で消失させることができる。その場合、保険適用で1回当たり6,000円~12,000円(範囲の程度によって)の負担で消失させることが可能。