箱根山に噴火の予兆可能性が!過去の歴史や噴火の被害は?
2014/11/10 SNS拡散レベル 1 163 views
神奈川県と静岡県にまたがる箱根山でプレートではなくその山に限って起きる孤立型微動が増えているそうだ。
気象庁の発表では「ただちに噴火はない」とのことだが、その理由として箱根山の群発地震はこれまでにも何度もあったが、結局収まって現在に至っている。
よって今回も大丈夫ということだが、日本の大地は東日本大震災以降性質が変わってしまったので豹変する可能性は十分あることを頭に置いといて欲しい。
箱根山ってどんな山?
箱根山だが、大昔の地形を復元すると富士山を一回り小さくしたような円錐形だったそうだ。
ここで大きなカルデラが2度発生し、山が大きく陥没し低くなり、現在の標高は、おおよそ元の半分だ。
最後に噴火したのは約3000年前で、この時に大涌谷や芦ノ湖が出来たと言われている。
箱根町役場から公式に発表されているが、箱根火山は現在も生きている火山であり、将来噴火する可能性があるそうだ。
もし、大噴火した場合どのような被害が出てしまうのだろうか・・・調べてみた。
被害はどんな被害がおきるの?
建物倒壊・植物の倒伏・枯死・視程悪化・交通マヒ・環境汚染・水質汚濁・健康被害など多種類の被害・混乱・障害が考えられる。
首都圏に2~3㎝の降灰があった場合、交通途絶や停電などによる大混乱が発生すると懸念されており、風向きによっては、東北から中部まで被害が及ぶかもしれない。
噴石や火山灰などが噴出し、それが建物を直撃すると数センチのものでも天井に穴があいてしまう事も。
火山灰と空気が混じった「火砕サージ」が時速60キロ超えのスピードで襲ってくるので、逃げるのは困難だ。
この火砕サージは火砕流とは別物で体験者によると「横なぐりの暴風」などど表現され、建物を破壊し、木や電柱をなぎ倒す破壊力を持っている。
過去の噴火の被害状況
7万年前に起こった破局噴火(地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式。地球規模の環境変化や大量絶滅の原因になる)では、火砕流が60キロ先の横浜まで到達していた。
火砕流は東京には到達しなかったが、噴火によって出来る降下軽石層(噴煙から降り注ぐ軽石いの溜まった層)は、神奈川県全域・東京都・埼玉県南部・千葉県北部から出てきている。
もし箱根山が急に噴火を始めたら、カルデラ内で生活する人々も多いので大災害になってしまうのではないだろういか・・。
先月に発生した御巌山の噴火が記憶に新しいだけに、恐怖を感じてしまう。
これを期に対処法など勉強できるとよいのだが・・・。