セアカゴケグモ三鷹のどこの場所の公園やマンションにいた?メスオスの画像有!
2015/10/27 SNS拡散レベル 0 225 views
1995年に大阪府で大量のセアカゴケグモが発見され、その名を全国に轟かした毒グモが、先日東京都三鷹市にてセアカゴケグモが初めて都内で確認された。
三鷹市の至る所で発見されており、付近の住民の皆さんは十分にお気をつけ頂きたい。
セアカゴケグモは背中に赤い模様がある事が特徴だと思われていると思うが、オスにはこの目印が無いのだ。
今回はこのセアカゴケグモの特徴や生態、注意点などをご紹介したいと思う。
三鷹市のどこで発見されたの?
今回三鷹市の三鷹市下連雀九丁目のマンションの敷地内で住民が発見し、保健所へ通報し鑑定の結果セアカゴケグモに間違いないとの発表がされた。
他にも、市が調査した所、近隣の公園や側溝等でも数十匹を発見したとの情報がある。
上記マンションンの住所に近い公園と言うと、下連雀鷹の子児童公園(下記ピンの部分)があるが、少し離れた所には井之頭公園があるのだが、もしかしたら井之頭公園の可能性もある。
地図:google zenrin
この辺りには小学校や中学校など、子供たちが関わる場所が多数あるので、徹底的に駆除してもらいたいところだが、セアカゴケグモは冬になると自動販売機の下など温かい場所で冬を越すことがあるらしいから、なかなか完全駆除は難しいだろう。
現在、確認されている都道府県は下記に示す35広がっており、完全駆除は不可能だろう。
本州(25都府県:宮城県、岩手県、福島県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、滋賀県、石川県、福井県、奈良県、和歌山県、兵庫県、広島県、岡山県、鳥取県、山口県)
四国(4県:香川県、徳島県、高知県、愛媛県)
九州(6県:福岡県、佐賀県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)
セアカゴケグモの特徴とは?
そもそもセアカゴケグモはオーストラリアに多く生息し、毎年数百名がセアカゴケグモに咬まれている。
生息調査の結果、大阪には完全に定着してしまったらしく、日本国内にもだんだんと生息域は広がっていくと予想される。
セアカゴケグモの特徴として、体長は1cm前後、丸っくこく、艶のある黒い体に背中には「ひし形」を2つ並べた様な模様があり、お腹には三角を2つくっつけた「砂時計」のような赤い模様がある。
【セアカゴケグモのオス・メス画像】
しかしこれはメスの特徴であり、オスは3~5mm前後と小さく、の背中には赤い模様は無いので要注意だ。(お腹には砂時計模様はある。)
巣は公園や駅などのベンチの下の他に、側溝の蓋の裏、ガードレールの支柱など、地面に近くて直射日光が当たらない場所に多く作られる。
セアカゴケグモの毒はメスだけ?噛まれたらどうなるの?
セアカゴケグモの毒は神経毒で、毒をもつのはメスだけとされている。
しかし、オスには人体に影響する毒はないと見られており、また、噛んだ時に人間の皮膚を貫通する程の大きさの牙ではないためそこまで過敏にならなくても良いだろう。
セアカゴケグモに噛まれた瞬間チクッと痛みを感じ、5~60分後くらいに激痛が表れ、腫れてきて、全身に痛みや発汗、発熱などの症状が現れる事がある。
日本ではまだ死者や重篤症状の患者さんはいないが、オーストラリアでは死亡した例もあるので要注意だ。
現在日本には抗血清もあるので、症状が出なくても噛まれたら病院の行き医師の診察を受けて頂きたい。
ただ、通常は、数日から長くて数ヶ月で回復し、アナフィラキシーショックも起きないものなので重症になることはほとんどない。
駆除方法はどうすればいいの?
運よく?セアカゴケグモを見つけたら、素手では絶対に触らないようにし、まず家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)があればそれを吹きかけてほしい。
もし無ければ棒などで広い所に出した後、足などで踏みつぶすなどして殺虫して頂きたい。
この時死んだと思っても数十分は生きていたりすることもあるので、すぐには触らない様にしてほしい。
また、セアカゴケグモを発見したら最寄の保健所へ連絡し、生きている状態で意図的に他の場所へ持っていく事は法律で禁じられているのでやめて頂きたい。
セアカゴケグモの卵のうを見つけた場合は、殺虫剤は効かないので、卵のうを割りばしを使いビニール袋に入れてから足で踏みつぶす。
【セアカゴケグモの卵画像】
そのまま踏みつぶすと子グモが散らばり危険なので注意してほしい。
ここまでセアカゴケグモの生態をご紹介してきたが、このクモは突つかれたりすると死んだふりをするなど、攻撃性もなくおとなしいクモなので、素手で触ったりしない限り噛まれることはないので、素手では絶対に触らない様にするということは覚えていて頂きたいと思う。