猛暑よさらば!今年の夏はエルニーニョ現象で冷夏になる?!
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 172 views
日本に冷夏…エルニーニョ現象、5年ぶり発生か
気象庁の3か月予報から分かったこと。
日本に冷夏をもたらすエルニーニョ現象が5年ぶりに発生する可能性が高いという。
太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなり、北日本では気温が低めに、降水量は多めになる確率が高い。
【6月】偏西風が南に流れて梅雨前線の北上が遅れ、東・西日本では曇りや雨が少なくなる。
【7月】梅雨明けが遅れ、沖縄・奄美を除いて曇りや雨が多い見込み。
【8月】北日本は、晴れと曇り、雨が数日周期で変わる。2014年05月23日 19時01分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
地球の気候の乱れが年々増している
暑い夏より涼しい夏の方がいいと思う人が多いだろう。
熱い夏だと扇風機やエアコン、清涼飲料水、ビール、ガリガリ君などの氷菓の売れ行きが良くなる。
夏が暑くて喜ぶ人もいれば、嫌な人もいる。
それぞれの受け手の問題であるが、しかし、年々、異常気象や温暖化で地球の気候が乱れてきているように思われる。
今年の2月の関東地方の大雪も、日本海側ではあんまり降雪がなかったのである。
温暖化の影響でお米がおいしくなっている?!
天候は農作物にダイレクトに影響が出る。
ここ数年、夏が暑過ぎると米粒の色が白くなる問題が起きているのだが、米はもともと熱帯の植物であったが、先人たちが品種改良をして寒冷地帯でも育つ稲を栽培してきた。
最近、温暖化のせいか北海道産のコメがおいしくなってきているそうだ。
筆者も「ゆめぴりか」という北海道産のコメを食してみたが、ツヤがあってもち米みたいでおいしかった。
普通の米を食べている人がこの「ゆめぴりか」を食べてみると、衝撃を受けるおいしさである。
この北海道勢の追い上げを、新潟をはじめ東北勢は戦々恐々としている。
また、熊本県の森のくまさん、くまさんの力も食味評価で特Aとなっており、品種改良と栽培技術が年々向上していることがわかる。
宮沢賢治も驚いているだろう
宮沢賢治がかつて物語の中で、寒冷地帯の農家の火山を爆破させて、地球を温暖化して作物を育てやすくする話を書いていたが、人間活動で温暖化になってしまったのは賢治も思いもしなかっただろう。
賢治の「雨にも負けず」の詩の中で、「日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き」という一節があるが、もし、賢治が今生きていたら、どう思うだろうか?
もしかして、賢治の文学性自体がなくなってしまうかもしれない。