腸内フローラが太らない体の秘訣?腸内細菌に有効な食材は?
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「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」では、なんと太りやすい体の秘密が放送されます。
実は、ちょっと食べても太る人、食べても太らない人の間には腸内細菌に大きな違いがあったのです。
その鍵となるのが、「腸内フローラ」。
今話題の「腸内フローラ」について、調べてみました。
腸内フローラって何?
人間の体内には、たくさんの菌があります。
腸内フローラとは、100兆個あるという腸内細菌の集合体のことで、腸内細菌叢(さいきんそう)とも言います。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が含まれていますが、このバランスが崩れ、悪玉菌が増えてしまうと腸内環境のバランスが悪くなります。
日和見菌は、ストレスや睡眠不足で悪玉菌になってしまうため、現代の日本人は腸内フローラバランスが悪い人が増えています。
このバランスが悪いと、便秘や肥満、肌荒れ、風邪、ぜんそくなど、健康に様々な悪影響を与えてしまうのです。
免疫力が弱くなるので、抗生物質無しには生活が送れなくなってしまいます。
アメリカで話題になった治療
アメリカでは、感染症を治療するために健康な人の糞便を移植する方法が検討されていて、その検証の中で肥満の人から糞便の移植を受けると、元々は痩せていた人が太りやすい肥満体質になったという結果が出たそうです。
このことから、持っていると肥満になりやすい細菌があるのでは?と研究が進められています。
一方、やせる細菌として「クリステンセネラセエ」という名前の腸内細菌も注目されています。
どうやら、この腸内細菌を持っている人は痩せている傾向にあるようです。
腸内フローラを整える食べ物
腸内フローラは、善玉菌を増やすような食材を積極的に取ることで整えることが出来ます。
例えば、
・グルタミンを含む生魚、肉、卵
・植物性乳酸菌を含む漬物、味噌、醤油
・食物繊維を含む海藻、こんにゃく、納豆、きのこ、芋、豆
・マグネシウムを含む大豆、玄米、緑黄色野菜
・オリゴ糖を含む玉ねぎ、バナナ、りんご、はちみつ、大豆
・オレイン酸を含むオリーブオイル、ナッツ等
どれも体にいいものばかりです。
やはり太りやすい体・太りにくい体には食事の面からのアプローチが欠かせません。
ダイエットと言って極端に食べるのを控えるのではなく、腸内環境を整えるのに役立つような食材を丁寧に摂取していくことで、自然と痩せやすい体になるのです。
腸内フローラ、要注目のワードです!
最後にコロコロ便と腸内細菌の関係を紹介した動画がありましたので、ご覧ください。
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記事POINT!
・腸内フローラとは、100兆個あるという腸内細菌の集合体のことで、腸内細菌叢(さいきんそう)とも言う。
・腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が含まれており、日和見菌は、ストレスや睡眠不足で悪玉菌になってしまうため、現代の日本人は腸内フローラバランスが悪い人が増えている。
・このバランスが悪いと、便秘や肥満、肌荒れ、風邪、ぜんそくなど、健康に様々な悪影響を与え、免疫力が弱くなるので、抗生物質無しには生活が送れなくなってしまう。
・アメリカでは、感染症を治療するために健康な人の糞便を移植する方法が検討されていて、その検証の中で肥満の人から糞便の移植を受けると、元々は痩せていた人が太りやすい肥満体質になったという結果が出た。
・痩せる細菌として「クリステンセネラセエ」という名前の腸内細菌も注目されており、この腸内細菌を持っている人は痩せている傾向にある。
・腸内フローラは、善玉菌を増やすような食材を積極的に取ることで整えることが出来る。