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冬の隠れ脱水は空気の乾燥が原因?命にかかわる前に対策を!

      2019/02/14
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冬の隠れ脱水は空気の乾燥が原因?命にかかわる前に対策を!

 

脱水、脱水症は夏だけの現象と思いきや、冬でも脱水症状(冬脱水)に陥る可能性があるという話を聞きましたが、皆さんはご存じだったでしょうか?

 

脱水には経口補水液での水分補給の脱水対策が有効ですが、この冬脱水が子供や高齢者に多く起きているのです。

 

冬は、空気が乾燥して、肌がカサカサになり、静電気やウイルスの流行も気になるところですよね。

 

夏の暑さが厳しい時期、連日、テレビで水分補給を呼びかけるコメントをお約束のように聞いていた日も遠い昔のようですが、今日は冬の脱水症状を引き起こす原因と対策について調べてみました!

 

 

隠れ脱水とは?

 

人間の体は、生命を維持するためには、”水分”と”塩分”が必要です。

 

”水分”と”電解質(塩分が、水に溶けた状態)”で構成されているのが、”体液”という名称で呼ばれているもので、”体液”の量は、常に一定になるように保たれています。

 

成人の体は、約60%が水分で構成されており、日々の生活の中で、成人は、毎日約2.5リットルの水分を、尿や汗などで失っています。

 

そのため、同量の水分量を食事や飲料から摂取しています。

 

脱水症状とは、”水分と電解質が失われた状態”を指し体に悪いダメージをもたらします。

 

脱水症状は、単に水分だけでなく塩分(電解質)が失われたときにも起きます。

 


隠れ脱水症状

体重の減少が1~2%、見た目では判断が難しいが、喉が渇く、尿量減少などの症状が出る。

 


中度の脱水症状

体重の減少が3~9%、倦怠感、めまい、嘔吐などの症状が起きる。

 


高度の脱水症状

体重の減少が10%、重篤な症状が起きる。最悪死に至る可能性も。


 

”隠れ脱水”になりやすいのは、体液量が体重の70~80%の子どもに多く、1日の中で体重の半分量の水分が入れ替わります。

 

ほかに、トイレが近くなるのを避けて、水分を摂取しなかったり、筋肉量が低下している65歳以上の高齢者にも多いようです。

 

隠れ脱水症状から、中度、高度と状態が悪くなることもありますので、注意が必要です。

 

以下のチェックシートを使ってチェックしてみてください。

 

チェックシートの使い方動画もあります。

 

【動画】かくれ脱水チェックシートを活用しましょう

【動画】かくれ脱水チェックシート その①ステップ1

【動画】かくれ脱水チェックシート その②ステップ2

handbook_print_omote

かくれ脱水チェックシート(A4サイズ)(PDF)
(対象:65歳以上のご高齢の方)

引用:かくれ脱水JOURNAL様

 

 

隠れ脱水の原因は?

 

夏の脱水症は、発汗によるものですが、冬の脱水症は”風邪、インフルエンザ、ノロウイルス”などの原因からくる”発熱や下痢嘔吐”が原因で水分が必要以上に奪われるためと言われています。

 

体液が失われ、それによって体の水分量が減少し、脱水症状をもたらします。

 

夏に比べて、脱水症状に気を付けている機会が無いせいか、知らず知らずのうちに脱水症状になりがちなのです。

 

 

隠れ脱水の対策は?

 

環境面と体調面の2つの側面から対処する必要があり、環境面では、部屋の湿度を把握することから始めます。

 

部屋の湿度は、50%~60%になるように加湿器、濡れタオルなどで、部屋の湿度が下がらないように工夫をし、数時間ごとに外気を取り入れて空気の入れ替えを行い、ウイルスの排出なども行いましょう。

 

加湿器のタイプも様々ですので、加湿器に関する記事もご参考になさってください。

 

体調面では、乾燥注意報が出た日は外の空気はカラカラですので、外出時、ウイルスの侵入を防いだり、口や喉が乾燥しないように、マスクをするのが効果的です。

 

また、寒いとトイレが近くなることもありますが、喉が渇く前に意識的に水分補給を行って、潤いを保つようにしましょう。

 

子供、お年寄りが身近にいるご家庭では、ティータイムや、おやつの時間を設定して、水分補給を行うように心がけてください。

 

部屋の湿度向上と、水分を補給できる鍋料理は、水分補給の両方にいい食材かもしれませんね!

 

夏の脱水症状は、よく聞く話ですが、冬の脱水症状は、あまり知られていません。

 

冬は空気の乾燥によるさまざまな病原菌や、ウイルスなどが増殖しやすい季節です。

 

乾燥や病気により体の水分が奪われてしまうことは、知らず知らずに起き、知らず知らずに重症化する可能性もありますので、意識して脱水症状にならないように気を付けましょう!

 - 病気・医療, 育児・生活



         

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