世界遺産富士山へのアクセス方法やグルメスポットは?
2018/11/27 SNS拡散レベル 0 30 views
【世界遺産登録理由】
日本列島の中央部にそびえ、日本と日本文化の象徴、富士山。
古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を鼓舞し続け、多数の信仰の対象として崇拝されてきました。
また、富士山を描いた図や像は、古くから詩や散文等の文学作品の創造的完成の源泉であり、とりわけ葛飾北斎、歌川広重により浮世絵に描かれた富士山は西洋の芸術の発展に影響をもたらしました。
霊峰富士として、古来から多様な信仰の対象として崇拝されてきたこと、数多くの文学、絵画、工芸や庭園などのモチーフとして取り上げられるなど、数々の芸術の源泉となったことが評価され、世界文化遺産として登録されたのです。
【所在地住所】
静岡県・山梨県
【アクセス方法】
電車:
JR中央本線・大月駅下車、富士急行線・富士山駅下車、富士登山バスで五合目まで
車:
首都高速・高井戸I.Cから中央道・河口I.Cなど
【遺産概要・見どころ】
世界文化遺産として登録されたのは、山頂の信仰遺跡、登山道、本栖湖などを含む富士山域、富士信仰の神社である7つの浅間神社、富士山信仰を支えた御師(おし)の家、小佐野家住宅と旧外川家住宅、山中湖、河口湖、忍野八海、船津・吉田胎内樹型、富士山の噴火でできた溶岩洞穴、人穴富士講遺跡、白糸ノ滝、三保ノ松原など25の資産に及びます。
登録地域の面積は構成資産が20,638ヘクタール、それを保護する緩衝地帯49,376ヘクタールと広大です。
信仰のために富士山に登る人たちへ宿坊として自らの住宅を提供し、お祈りをして富士山信仰の布教もする御師の家。
富士山の自然が作り上げた溶岩洞窟、胎内樹型は、内部の形態が人間の内臓をえぐりぬいた胎内に似たものが「御胎内」と呼ばれて信仰の対象となりました。
富士山の伏流水に水源を発する湧水池、忍野八海は禊の場として歴史や伝説があります。
雄大な富士山の自然と信仰心が生み出した数々の文化遺産に触れ、有意義な時間を過ごすことでしょう。
【近くのおすすめグルメスポット】
士山のおひざ元、静岡県富士宮市の代表的名物と言えば、B級グルメの「富士宮やきそば」です。
富士山本宮浅間大社の門前町として栄えた富士宮には定食屋やお好み焼き屋が軒をつらね、次第にやきそばが定着していきました。
地域独自の蒸し麺が使用され、全国的な焼そばとは一線を画しています。ぜひ一度お試しください。
ご当地グルメで言うと、生しらすか釜あげしらす。
生しらすはぷりぷりで、食べ慣れている地元の方も「美味しい」と思わずうなってしまうとか。
「つけナポリタン」もご当地グルメとして知られています。
この「つけナポリタン」をはじめて提供したのが喫茶アドニスで、レトロな喫茶店という雰囲気ですが、週末には数多くの観光客が訪れ、つけナポリタンは200~300食も出るそうです。
TEL | 0545-52-0557 |
営業時間 | 10:00~20:00 ※つけナポは11時からの提供です |
定休日 | 火曜日 |
「富士は日本一の山」。
同様にもあるように富士山は日本を代表する山であり、日本人の心に深く影響を与えていると思います。
旅の途中で新幹線や飛行機で付近を通過するとき、多くの人が富士山の姿を探します。
美しい姿を見ることができれば、その日はいいものを見たという気持ちにもなります。
それも一つの富士山への信仰ではないでしょうか。
一生に一度は富士山に登りたい、そんな思いを持つ信仰の対象です。
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