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Google画像検索に『手書きアンパンマン』を認識させる方法

      2014/11/12
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海外のGoogleに画像で検索する機能があるが、これは画像をアップロードするとそれに似たような画像を検索してくれるという素晴らしいシステムです。ということは手書きで描いたアンパンマンのようなものも、あいまい検索でどんなに下手でも『アンパンマン』として認識するに違いない。という事で実際に試してみました。

―まずは手書きで書いてみる
anpan2

まずはなにも参考にせず手書きでアンパンマンを書く。独特の丸みや色等は再現できておらず
随分いびつになってしまったが、あいまい検索でアンパンマンと認識するのではないか。
人間が見れば、多くの人がアンパンマンとして認識してもらえる自信はあるが、はたしてGoogleはどうか。

kureyon

答えはNOだった。アンパンマンの「ア」の字もヒットせず、何故かクレヨンしんちゃんがヒット。
いったいどういう仕組みでGoogleは画像を解析しているのだろうか。
とりあえず、アンパンマンを認識するまで精度を上げていくことにした。

anpan3

何通りか、アンパンマンを書いてみたが結果的に言うとすべてNGだった。
上での試験結果同様、何かのロゴか全く違うキャラクターが登場するという散々たる結果。

何これ、適当なんじゃないの?と思うかもしれないが、公式サイトに上がっている
アンパンマンをアップしてみると見事にアンパンマンとして認識するのだ

anan
(公式のものは認識する)

いったいどういうアルゴリズムでアンパンマンとして認識するのか。
ここで一つ仮説を立ててみると、今まで形がいびつだったのがいけないのかもしれない。

公式サイトのように、輪郭を真円にし鼻やほっぺも限りなく公式に近い比率で描けば
検索されるのではないか。そのように推察し、公式サイトの比率に近い割合で描くことにした。

―パスで描いてみる

apn1

パスでアンパンマンを描いていきます。当然鼻の位置、ほっぺたの大きさ顔の輪郭
全て公式に近い比率にする。目の大きさも揃え準備万端、これで検索されないわけがない。
かなりの自信を持って検索に挑んだ。

dame

玉砕だった。
思わず舌打ちしてしまった。右下のYoutubeが、『YouTube』でも見て出直してきな!と言わんばかりの屈辱だ。
いったい何がいけないのか。これがアンパンマンじゃなければ何だというのだ。それとも画像にメタタグでも埋め込まなきゃいけないのか?

色々考えてみた結果、もうひとつ重要な項目が抜けていた事に気がついた。
そう、それはコンピュータが最も解析しやすい項目。

―色をそろえてみる

sasa1

公式サイトのアンパンマンは、もう少しパンの割には肌色だった。ということで輪郭、比率、そして色すべてを公式に近づけた。パスで描いているので手書きではなくなってしまったがこの際仕方ない。
『自力で認識させる』ことを優先したい。

さてこちらのアンパンマンはGoogleは認めてくれるのだろうか。

apnss2

合格だった。
それに近い画像を扱ったサイトのリストが登場し、見事にアンパンマンを認識。
つまり、Googleにアンパンマンを認識させるには

・公式に近い正確な比率で描く。
・公式に近い正確な色で描く。

色が違えば、形はアンパンマンでもまったく検索されないので注意を。

ただここで気になる点が一つある。
色の使用量さえ同じであればけんさくされちゃうのでは?そう思った方も多いはず
そこで、色の量だけを同じにし、レイアウトを変えてアップしたらどうなるか。

haha

ハハッなんかやばそうだね!
でも色の量やパーツ自体はアンパンマンそのままだよ。これをアップすると
アンパンマンがでてくるのかな?それとも・・・

hahah

ハハッ!さすがにそれはないね!安心だ。

つまり、形・色・パーツのレイアウト全てにおいてそれに近いものでないとだめという事が分かった。
わりと精度が高いGoogle画像検索でした。

皆様も、他のキャラクターを描いてGoogle画像検索させてみてはいかがでしょうか。

(ライター:ユカワ)

記事元:秒刊SUNDAY

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