10月8日の皆既月食の時間と方角は？子供がわかりやすい解説！次回は？

 
10月8日には、皆既月食という天体ショーを見ることができますが、これは、肉眼で見ることができるので、子どもと楽しむのにおすすめだ。

今回は、皆既月食とはなにか？今回の皆既月食のポイント、そして次回の皆既月食について解説しようと思う。

皆既月食って何？

地球の周りには月があるが、地球も、月もそれぞれに回転しながら太陽の周りを回っているので、その太陽と月の位置によって月の満ち欠けが起こる。

月食とは、太陽、地球、月が一直線に並ぶ現象のことで、月と太陽の間に地球の影が入るので、月が欠けて見えるのだ。

その月食の中でも、地球の影に月がすっぽり入ってしまうのが、皆既月食なのだ。

月食になると、月は黒く消えてしまうのではなく、太陽の光が届かないので赤黒い、不気味な色になるのだが、これは太陽の光の中で、赤い光だけが地球の周りを屈折して届くから起きる現象だからだ。

今回は、月食の時間が長く、月の右側に天王星も見ることができるかもしれない。

街の光が明るいところでは見難いかもしれないが、双眼鏡でチャレンジしてみるときれいに見えると思う。

非常に好条件な月食なので、ぜひ、この不思議な現象を見てみてほしい。

10月8日の皆既月食はどの方角を見ればいい？何時頃から？

全国で皆既月食が見られるのは、2011年12月以来で、18時15分につきがかけ始め、19時25分には皆既月食になる。

20時25分には皆既月食が終わり徐々に月が現れ始め、月食の終了は21時35分だ。

東から南東の空で見ることができ、東から月がのぼってすぐの時間に開始するので、見つけやすいと思う。

次回の月食はいつ？

今回の皆既月食のあとは、2015年4月4日に皆既月食が見られということだ。

その次は、2017年8月8日（部分月食）。

その次は、2018年1月31日、7月28日に皆既月食が予定されている。

今回は、天気も良さそうだし、皆既月食の時間が1時間ほど続き、長く楽しむことがでる絶好の観測日和なので見逃さないで欲しい。

子供でも簡単に楽しむことができる天体ショーなので、ぜひ暗くなったら東の空を眺めてみてほしい。
 

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