熊本八代の塩トマトとは?甘い塩トマトの見分け方のまとめ!
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フットボールアワー後藤さんと木村佳乃さんが日本のおいしいご飯を紹介する番組、「発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!」は、毎回、テーマを決めて、隠れた上質な食材”あっぱれ食材”を求め日本中から色々な食材を見つけ出してきます。
今回のテーマは「トマトパスタ」
あっぱれ食材は、熊本のトマトと北海道のエビとパスタです。
全国のスーパーでトマトを置いていないお店は無いと思われるほど、身近すぎる食材のトマトですが、なんで熊本のトマトなんだろうと不思議に思い、調べてみました!
熊本とトマトの親密な関係性
熊本は実はトマトの収穫量が日本で1位だそうで、ほぼ同じ量の収穫量で2位3位の北海道と茨城と、2倍も収穫量が違うので、かなりの収穫量なのだという事が分かります。
栽培面積も広く、平坦地では冬春トマトを、標高が高い地域では夏秋トマトを生産しており、年中トマトが収穫できるような体制を整えているので、トマトの生産にかなり力を入れています。
熊本県内の各地域で、大型トマト、中型トマト、ミニトマトなどを適した環境で栽培しているので種類も様々です。
その中で、八代市周辺で栽培されている「塩トマト」は糖度が高く甘いトマトとして人気があります。
塩トマトってしょっぱいトマト?
名前だけ聞くとしょっぱそうな印象を受けますが、全く逆で、一般的なトマトよりも糖度が高く甘いトマトです。
熊本県八代市は、海に面しているため土壌中の水分に塩分が含まれており、この塩分のためトマトの実があまり大きくならず糖分をぎゅっと濃縮したトマトができるそうです。
このトマトを「塩トマト」と呼んでいます。
トマトの品種としては特別な品種ではないのですが、こういった土地条件に恵まれていないと、甘いトマトの塩トマトは栽培する事ができないそうです。
昔は出荷の規格に満たないとの理由で、地元で消費するか廃棄していたようですが、20年位前から徐々に人気が出てきて、今では立派な「塩トマト」として出荷されています。
この塩トマトですが、より甘い塩トマトを選ぶコツがあるそうです。
甘い塩トマトの見分け方
甘い塩トマトを選ぶコツは、頭(ヘタ側)とお尻側にあります。
ヘタ側・・・ヘタの周辺に緑色のマダラ模様が出ているもの
お尻側・・・お尻の先端から放射線状に筋が出ているもの
どちらも水分を多く吸い上げていないために、甘みが濃縮されているとの判断になります。
スーパーなどで、塩トマトを見かけた場合是非この見分け方で、甘~い塩トマトを選んでください。
ちなみにスーパーなどで取り扱っている野菜の中で、最近特にトマトが人気なのだそうです。
健康にももちろんいいので、サラダやお弁当にぜひ甘いトマトを入れてみてはいかがでしょうか。