節分そばとは?いつ食べるもの?地域によって違う?
2015/01/18 SNS拡散レベル 1 1,408 views
もうすぐ立春ですが、その前日は、節分で”鬼は外”の豆まきを行う家庭も多い事と思います。
必ず恵方巻を食べるという方もいるかもしれませんが、この恵方巻きを食べるという風習は、関東ではつい最近始まったもので、コンビニの売り上げ促進のための企画だったと聞きます。
関西地方では古くから行われていたことで、コンビニ販売により全国的な風習になりました。
他にも、”節分そば”という風習も聞かれていますが、今回はあまり馴染みのない、”節分そば”について調べてみました!
”節分そば”の起源は?
起源をたどると、江戸時代は、月末に”そば”を食べる風習があったこと、立春が1年の始めと考えられていたことで、“節分”に食べる”そば”を、”節分そば”と呼んでいたようです。
今では、年末に食べる”年越しそば”の意味合いに変わってしまったようです。
関東在住だからか、私は恵方巻と同様に“節分そば”は、子供の頃には聞いたことがありません。
地方的な風習なのかを調べると、どうやら江戸時代の風習をもとにした”そば業界”の売上促進の企画から、”節分そば”が始まったらしいです。
”年越しそば”と同様に売上促進を狙った2匹目のドジョウみたいなものでしょうか?
そばの具は?
”節分そば”の通信販売を調べてみると、通常販売している”そば”と同じで、具材に関しても特徴はなく、ご家庭の嗜好でいただいているものと同じ言えます。
ある意味”年越しそば”と同じ扱いですが、共通して言えることは、ざるそば系のつけ麺タイプではなく、熱いつゆの中に入っているタイプでいただく”そば”と言えることです。
食べ方の特徴は?
恵方巻は、その年の恵方を向いて、太巻きを黙々と食べるというお作法がありますが、”節分そば”の食べ方は、如何に・・・。
実は全く指定はないようです。
”鬼のお面をかぶって”とか、”食べながら、豆をまく”とか”隣の家で蒔かれた豆をそばに入れないと無病息災にならない”とか・・・、する必要もなく、普通のそばと何も変わりがありません。
個人的には”そば業界”の売上促進の企画とは言え、あまり浸透する感じがせず、変わった(面白い)食べ方や、節分ならではの具材を使った味覚とかがなく、今ひとつ、”節分そば”を食べようとする気になれません。
少し特別な話題性がほしいものです。
今後の展開として、コンビニで販路を拡大するこがあるかもしれませんが、熱いつゆでいただくために、容器や技術的な改良で工夫が取り入れられることに期待したいです。
最後に節分という事で、鬼の存在を疑い始め、鬼が怖いという認識がなくなってきた甥っ子に、鬼の怖さを改めて分かってもらうためにリアルな鬼を作り家に行くという動画を見つけたのでご覧ください♪見たらほのぼのしますよ♪
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記事POINT!
・恵方巻きを食べるという風習は、関西地方では、古くから行われていたが、コンビニ販売により全国的な風習になった。関東ではつい最近始まったもので、コンビニの売り上げ促進のための企画だった。
・節分そばの起源をたどると、江戸時代は月末に”そば”を食べる風習があったこと、立春が1年の始めと考えられていたことで、“節分”に食べる”そば”を、”節分そば”と呼んでいたようだが、現在では、年末に食べる”年越しそば”の意味合いに変わってしまった。
・地方的な風習なのかを調べると、どうやら江戸時代の風習をもとにした”そば業界”の売上促進の企画から、”節分そば”が始まった。
・具材に関しても、特徴はなく、ご家庭の嗜好でいただいているものと同じ。
・恵方巻きの様にある方角を向いて食べるなどの食べ方も特別に決まりはない。