愛媛県遊子のじゃがいもとは？段々畑で栽培！コロッケに最適！

知る人ぞ知る美味しい食材を探し求めて、料理を作る番組、発見！なるほどレストランですが、今回のテーマは、コロッケです。

美味しいコロッケを作るためには絶対に欠かせないのが美味しいじゃがいも。

ジャガイモといえば、北海道が有名ですが実は四国に美味しいジャガイモがあるらしいのです。
 
今回のあっぱれ食材のじゃがいもは、愛媛県の宇和島にあるじゃがいもです。

みかんのイメージしかない愛媛県ですが、その愛媛県にどのようなじゃがいもがあるのか、調査いたしました。

愛媛県宇和島ってどんなところ？

愛媛県と高知県の県境の街として、宇和島城が有名で歴史的にも城下町として発展した街で、海に隣接している事からも養殖業が盛んで、真珠が特産品として有名です。

遊子水荷浦（ゆすみずがうら）の段々畑は、国の重要文化的景観にも選ばれていて歴史も深く、壮大な景色は畑と呼ぶにはあまりにも美しい光景です。
 
この段々畑で作られたじゃがいもが、「遊子のじゃがいも」と呼ばれていて評判が高いとの事です。

宇和島のじゃがいも

高さ1.5メートルの石垣が幾重にも連なっている景観は、堂々としていて壮観で、その中で作られているじゃがいもは、冬に植えて春に収穫する早堀りじゃがいもです。

一般的には春に植えて秋に収穫されるので、収穫時期が全然違います。

水はけの良い土壌と暖かい気候で育ったじゃがいもは、薄い皮と食感が特徴的で、ホクホクとしたやわらかい食感が人気です。
 
このじゃがいもを使用した焼酎もつくられており、クセのないすっきりとした味わいが飲みやすいと女性にも人気の焼酎になっています。

おすすめの食べ方は、じゃがバターはもちろん、かき揚げなど、ホクホクした食感を楽しめものがおすすめですが、生産者の方がすすめているのは、丸ごとレンジでチンして塩コショウだけで食べるという食べ方です。

ごまかしの効かない食べ方ですが、あまりに美味しいため２～３個くらい一気に食べてしまう事もあるそうです。

せっかくの壮大な景観と美味しいじゃがいもが作られているこの段々畑ですが、近年、畑が減ってきており、それをどうにかしようと、この段々畑を守ろうという会が発足されています。
 
http://www.danbata.jp/index.shtml
 
近くに行く際には、ぜひ立ち寄ってみて下さい。お土産にじゃがいもの焼酎もおすすめです。
 
コロッケにももちろん相性はバッチリです、美味しいコロッケを作るためにもぜひこの「遊子のじゃがいも」を使ってみてはいかがでしょうか！