味千ラーメンが中国では定番?日本より店舗が多い?
2015/05/31 SNS拡散レベル 0 182 views
日頃のなんで?なんで?を解明していく番組、世にも不思議なランキングなんで?なんで?なんで?では、自転車のなんでや、赤ちゃんがたくさん産まれる病院など様々な”なんで?”を紹介しています。
その中では、以前紹介したあのラーメンバーガーについても取り上げられています。
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モヤさまでラーメンバーガー?ニューヨーク発ラーメンバーガー東京とは?
さて、そのなんで?の一つに中国で大人気になっているラーメン屋を紹介していますが、その名は、「味千」。
そう、味千ラーメンです。九州、特に熊本の人なら誰でも知っているラーメン屋です。
味千ラーメンとは?
日本でラーメンブームが起きてもう大分経ち、いまだ人気は続いていますが、そのブームの中でいち早く海外へ勝負を仕掛けたのはこの味千拉麺ではないでしょうか。
そして、見事に中国でのシェアを獲得し、アメリカやタイ、カナダやシンガポールなど多くの国に出店を成功させています。
しかしながら、日本での知名度はそこまで高くないのがこの味千ラーメンです。
日本では約100店舗ありますが、ほとんどが熊本県にあるためです。
味千ラーメンの味は?
豚骨ラーメンが久留米から玉名を経由し、熊本に伝わってから味千拉麺の創業者がニンニクの風味を加えた、熊本ラーメンの源流となる味です。
熊本ラーメンはとんこつにマー油や焦がしニンニクなど、ニンニクととんこつが絶妙にマッチしたラーメンが多いです。
臭みのないまろやかなとんこつスープとニンニクの風味が特徴的ですが、味千ラーメンもまさにこの熊本ラーメンの味です。
現在の主流となっている熊本ラーメンと比べて、若干あっさりとした味わいと言われています。
熊本ラーメンは本当に美味しいので、ぜひ一度ご賞味ください。
味千ラーメンの魅力
熊本ラーメンのベースとなるとんこつスープにももちろんこだわっていますが、千味油というタレが味千ラーメンを美味しくしている理由の一つです。
そしてこだわっているのは、塩で、塩は沖縄産の塩を使っています。
なぜ沖縄産がいいかというと海水に近い自然のものなので、体にいいと言われているからです。
使用する麺は、中太のストレート麺です。
博多や久留米は細麺が多いのですが、熊本ラーメンはこの中太の麺が多くニンニクと絡み合う絶妙な味わいになります。
ニンニクは、カリッと揚げたフライドガーリックを使用しています。
時間が経つとスープと馴染んできますし、食べ始めはニンニクの風味が強く、味の変化を楽しむ事ができます。
中国では?
味千拉麺は、中国では500店舗以上展開しており、日本のラーメンは味千ですといっても過言ではないくらい定着しています。
ラーメンで使用している生麺も、スーパーやコンビニなどでも売られており地元に密着したラーメン屋さんとして人気を博しています。
メニューを地域に密着したものに変更しているので、中国は中国での味千拉麺になっています。アメリカならアメリカの味千拉麺です。
そういった柔軟性が、海外での人気に火がついた理由の一つでしょう。
中国で大人気のこの味千拉麺、ぜひ一度食べてみて下さい。