元祖長浜屋が長浜ラーメン元祖?アクセスや営業時間は?
2015/06/27 SNS拡散レベル 0 392 views
関ジャニの村上くんとマツコ・デラックスが言いたい放題の番組、月曜から夜ふかしが、今回日本の大大大問題2時間スペシャルとなっています。
全国のご当地問題西日本編として、”元祖長浜ラーメン多すぎ問題”という問題が取り上げられています。
確かに、長浜ラーメンを看板に掲げるラーメン店は多いですが、本当の「元祖」は一体どこなのか気になりますよね。
とんこつラーメン好きには外す事ができない、この長浜ラーメンについて徹底調査いたしました。
長浜ラーメンとはそもそもどんなものか
福岡にあるラーメンの種類として、博多ラーメンと長浜ラーメンがあり、この2つはよく混同されていますが、元々の発祥は全く違います。
説は色々とありますが、博多ラーメンは博多名物の”博多水炊き”の〆として麺を入れたのが始まりと言われています。
スープも元々は鶏ガラを使ったもので、とんこつが主流になってきたのは後々になってからです。
対して、長浜ラーメンは魚市場の労働者のために考案されたラーメンです。
朝の忙しい時間帯に、すぐに茹でる事ができる極細麺を使うようになり、そして、伸びやすい麺のため大盛りをなくし、麺だけのお代わりができる”替え玉”が生まれました。
替え玉で薄くなったスープを埋めるためにタレが用意され、紅生姜、胡麻がテーブルに用意されているのも、長浜ラーメンの特徴です。
スープもすぐに提供できるように、ドラム缶でガンガンと豚骨を煮込んだものを使用していました。
当時は、濃いとんこつスープだったようですが、今は比較的薄めでクセになるスープとなっています。
一度食べただけでは、その本当のクセになる美味しさは分からないと言われています。
元祖とは!?
1952年に榊原夫妻が創業した屋台が元祖長浜ラーメンのスタートです。
屋台の名前は”清風軒”で、名古屋の闇市で助けた台湾人からラーメンの作り方を学んだといわれています。
当初はパッとせずに、1955年魚市場が今の長浜地区に移動した際に、屋台も移転させました。
そして、魚市場関係者の言われるがままにラーメンを作っていったのが、長浜ラーメンの元祖となりました。
榊原さんが”元祖”を名乗ったのは、お店を構えた74年ごろからと言われています。
元祖長浜屋アクセス店舗情報
榊原夫妻が創業した元祖長浜屋は、現在も開店していますが、近年、一時期ごちゃごちゃした問題があったらしく、お店が無い時期がありました。
現在は新しくなって開店しております。
この騒動の際に、元祖長浜屋に似た商号を持つラーメン店ができたので、元祖長浜屋に行く際には注意して下さい。
注文の仕方も独特で、外で食券を買って、店内に入ったら勝手にラーメンが注文されている状態になっています。
麺の固さや脂の量を好みにしたい場合は、店内に入った時に店員さんに注文する必要があります。
ベタやナシという脂の量を指定する言葉と、ナマ、カタ、ヤワなど麺の固さを指定する言葉を組み合わせて、注文します。
”ベタナマ”は、脂多めで麺が超カタめ。
”ナシヤワ”は、脂なしで麺は柔らかめ。
という事になりますので、これを店員さんに伝え忘れるとノーマルなラーメンが出てきます。
何度か通う事で、本当の美味しさが分かると地元の人には言われているので、最初はあれ?と思っても是非食べ続けてみてください。きっとまた食べたくなる事間違いありません。
住所 | 福岡県福岡市中央区長浜2丁目5-38 |
電話 | 092-711-8154 |
営業時間 | 6:00~16:00 |
定休日 | 年中無休(正月休みはあり) |