お盆のお供え物のお菓子や果物の意味は?供え物は後で食べるの?
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 5,539 views
今年もお盆がやってくる!
覚えておきたいお盆のお供え物とその意味を一挙ご紹介!
これで今年のお盆は迷わない!
今さら聞けないお盆の時期と、お盆の意味。
お盆とは一般的に和暦の7月15日を中心に日本で行われる、祖先の霊を祭る一連の行事のことだ。
仏教用語である「盂蘭盆」(うらぼんへ)の省略系として「盆」と呼ばれる。
盆とは、お供え物を置くよう気を意味し、お供え物を供え祀られる精霊の呼称という説もある。
東京、横浜、静岡の一部地域では7月15日、ほぼ全国的に知られるお盆は旧盆の8月15日である。
お盆のお供え物は知っていて損はない。
お盆のお供え物の基本は、「香・明かり・花・水・食べもの」この5種類で五供(ごく)といわれるもの。
香は、線香の香りで、「悟りへの世界」を開くのに必要であるとされている。
明かりは、お盆の時期に仏前を明るくする灯燭のこと。
花はご先祖様によろこんでいただけるようなものを用意し、その際、トゲ、ツルの長いもの、悪臭のするものは避ける。
水は、もちろん毎日やるのが常識ではあるが、必ず毎日新しい水に取り替えること。
食べ物はお菓子など、日常に食べるようなものをお供えするが、封をされているものは開けて供えること。
お供え物の食べ物をもっと詳しく知りたい。
盆菓子とは、色とりどりの花などの形をした砂糖菓子のこと。
スイカ・みかん・メロン・桃など、丸い果物を切らずにそのままお供えする。
お菓子は、お供えのあと、みんなでお茶菓子にしたり、おつまみにしたりするもので大丈夫。
お酒、ジュースなどを供えるのも良い。
夏の野菜である、カボチャなどを使ったお惣菜も喜ばれる。
また、水子のある家庭では、うちわの形をした薄いお菓子などをお供えするとよい。
また、お盆用のお団子(おはぎ・餡団子・みたらし・大福など)も忘れずにお供えするが、基本的に、故人が好きだった食べ物を考えて自由にお供えしてもよい。
お供え物の食べ物は食べてもいいもの?
神棚や仏壇へのお供え物は、お参り後にすぐにお下げして頂くのが本来の作法だ。
お供えしてすぐに食べるのは悪いような気がする方もいると思うが、腐らしてしまうのはよろしくない。
食べ物を粗末にすることはあってはならい事だし、食べ物を大事にし、自然の恵みに感謝するということは、仏教でも尊い姿勢なのだ。
お供えする際は、せんべいやクッキーなどは袋から出し、果物は皮を剥く、ソーメンなどは茹でてつゆをつけお箸も用意するようにしよう。
ご先祖様がすぐに食べられるようにという配慮も大切だ。