TPPの合意のニュースは聞けるのか?TPPと織田信長の関係とは?
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 332 views
TPPは環太平洋戦略的経済連携協定といい、各国の関税を撤廃し経済の壁を取り払うということになっているが、日本の農業がそれでは成り立たなくなる。
そこで特定品目だけを除くということをアメリカ側に伝えているのだが、上手くいかず協議でもめている話題が度々出てくる。
なんだかんだで、結局、TPPはやらないと言いだしそうな、そんな雰囲気さえしてきている。
TPPの影響は農業に限った事ではない
TPPは農業だけの話ではなく、医療や保健までも含めた日本がガラリと変わりそうな協定なので、締結しない方がいいという意見もある。
日本の農業は守られたし、消費者は安全な日本の食材を手に入れることができるのである。
一方、安ければとにかく何でもいい、という消費者もいるのではないだろうか?
豚肉などの関税が撤廃されれば、アメリカ豚肉の価格が半分くらいになるし、それくらいになれば消費税が上がったこともあり、喜ぶ消費者が大勢いることだろう。
一番TPPの報道で気になるのは、我々消費者の目線が全くないということだ。
牛肉・オレンジの協定の時からずっとそういった報道の仕方だ。
消費者のことを考えると、安い食材が手にいれられるチャンスも必要なのではないだろうか。
日本で初めてのTPP(らしき事)を実践した男
話しはすこし飛ぶが、日本で初めてTPPをやった男がいる。
それは戦国時代の織田信長公である。
彼は関所の通行料や座を撤廃して、楽市楽座を開いた。
当時のタックスヘブンみたいなり、そうしたら、みんなが喜んで経済も発展したのである。
信長公のスケールの大きさには驚かされる。
信長の奇抜なアイディアを理解できた部下は多くはいなかったのかもしれないが、秀吉は機転がきいたので、信長に合わせることができたのだろう。
一方、明智光秀は信長の言う意見に、ちまちまダメ出しをしていたに違いない。(想像だが)
悪意があるわけではなく、信長のことを思って言っていたのであるが、それが信長には気に入らなかったのだ。
信長も明智が自分を打つのが理解できなかったのだと思う。
人はなかなか分かり合えないものなのだ
この二人は脳の違い(右脳派、左脳派)があって、永遠に分かり合えない相性なのである。
もし、部下に信長みたいなタイプがいて、次から次へといろんなことをやりだしたら、困る上司もいるのではないだろうか?
指示待ち人間では困るといいながらも、実際にそれを勝手にやられると困られるのだ。
最初から信長が戦国大名の家に生まれて良かったと思うし、そうでなければ、大きくなる前につぶされていただろう。
そして、信長と明智が反対の立場だったのなら、楽市楽座もなかっただろう。
信長のような自分の信念に基づき思い切った政策を実施してくれる政治家が現れることを切に願う。
もちろん国民の為になる政策でなければ意味がないが。