5000年をかけてヨーロッパ人が白くなったという驚きの研究結果が発表される。
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 251 views
驚きの研究結果が発表された-なんと、ヨーロッパ人の皮膚の色が、5000年前と比べて白くなっているという事実が明らかになったのだ。
研究者達は現代のヨーロッパ人と5000年前の祖先の骸骨の両方からDNAを採取し、それぞれを検査した。
すると、皮膚の色に関するDNAが彼らの祖先の方が黒い色を持っていた事を示したのだ。
明るくなった色は皮膚だけではなく、目の色や髪の毛の色も同じように明るい色に変わった事もわかった。
遺伝子の変化は、自然淘汰の過程を色濃く表すと研究者達は言う。
つまり、ただランダム皮膚や髪の毛、そして目の色が明るくなった訳ではなく、何かしらの理由があってこの変化は起こったという事だ。
肌の色が明るくならざる得ない理由とは
色が明るくなる、というより色が必然的に明るくならざるを得なかった環境というのは、一体どんな物が考えられるだろうか?
普段皮膚や髪の毛の色の違いについて深く考えない私達からすればミステリーだ。
考えるとしても、皮膚が白いほうが綺麗に見えるというような、美白についての事や明るい髪の毛の色の方が雰囲気も明るく見える、可愛いといったようなファッション的な観点の事ぐらいだ。
ある一説によれば、ビタミンDが関係しているという。
人間は、日光を浴びることによってビタミンDを生成することができ、その時明るい皮膚の色の方が、暗い色の皮膚よりもたくさんのビタミンDを作る事ができるという。
つまりはビタミンDの生成の効率を上げるために、皮膚の色は明るくなったという説だ。
この説に信頼性がないという人もいる
しかしこの説はあまり信頼性がないという人もいる。
何故なら、これでは髪の毛の色や目の色まで明るくなったことを説明できないためだ。
それよりも、明るい髪の毛や皮膚の色が、どの集団に所属しているかを示す役割を果たしたという。
グループによっても、何がいいか美であるかという意見は違う。
私達のように細くてスリムな体型を好む国柄もあれば、太っている事こそ美しいというお国柄もある。
それと同じ様なことがその昔起きて、皮膚、目、そして髪の毛の色が明るい人が選ばれる過程で、5000年かけてヨーロッパ人全体が白くなったという事だ。
という事は、これから先の5000年も自然淘汰が進んでいくという事だ。
5000年後の人間は、一体どんな風になるのだろうか?日本人はもしかしたら、肌が今よりも白くなって、体がもっと細くなっているかもしれない。