赤ちゃんの突然死の原因は?乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防対策
2014/11/12 SNS拡散レベル 1 71 views
なんの問題もなく元気だった赤ちゃんが、眠っている間に亡くなってしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という病気をご存じだろうか?
「乳幼児突然死症候群(SIDS)」とは、赤ちゃんが眠っている時に起こるが、異物による窒息や呼吸器官の病気によるものではないそうだ。
生後1~4か月の頃は十分注意!
特徴として既往症もなく健康状態も良好なのに突然死亡してしまう。
発症のピークは生後1~4ヶ月で、日本では約6000~7000人に1人の割合で発症するとされている。
残念ながら、なぜ発症するのか原因が解っていないので、完全には予防出来ない。
しかし、研究結果から下記の要因が発生率を高めるらしいということが解ったそうだ。
SIDSの発症率を上げてしまう要因とは?
「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の発症率をあげてしまう要因は、次の通りである。
頭の形が良くなるからと、この寝かせ方をした方も多いのではないだろうか?
実は、この寝かせ方をした時に発症率が高くなるので、持病で医師からうつぶせ寝を勧められている場合以外はあおむけ寝をおすすめする。
また、赤ちゃんがどんな状態で寝ているか、こまめに様子を見るようにして欲しい。
2. 受動喫煙
たばこを吸う家庭に声を大にして話したいことであるが、両親がタバコを吸う家庭の赤ちゃんの「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の発症率は4~5倍にもあがるという報告がある。
妊娠中の喫煙・受動喫煙も赤ちゃんの成長によくない事はご存じの事だろうと思う。
これを機に、パパ・ママも禁煙をしてみてはどうだろう・・確かに辞めるのは大変かもしれないが、大切なのはやっと生まれてきた赤ちゃんの命ではないだろうか?
同居している家族やお友達が煙草を吸う場合、赤ちゃんのいる場所では喫煙しないよう協力してもらおう。
また外出した場合、喫煙ルームに近づかないようにしたり禁煙席を利用したりして欲しい。
3. ミルク哺育
母乳哺育がなかなか出来ないママ達にとってはショックかもしれないが・・・必ずしも直接の原因になるわけではないので、神経質にならないでほしい。
母乳哺育の赤ちゃんの方が「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の発症率が低いそうだ。
理由は母乳による免疫力の向上・舌や顎・口腔の発達・授乳回数が頻繁なので必然的に抱っこする回数が増えるからなどの理由だそうだ。
この病気・・・原因がはっきりせず、完全な予防法はないが、発症率をあげてしまう要因を取り除きリスクを避けることはできる。
基本的なことだが、赤ちゃんを一人にせず寝かせ方に注意してほしい。
そのことで、窒息や誤飲・けがなどの事故も未然に防げるのであるから。