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眼科医療もウェアラブルの時代へ!眼圧データをスマホに送信するインプラントデバイスの開発が進む

      2014/11/12
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コンピュータ業界では、自分の体に装着できる「ウェアラブルデバイス」の開発が急速に進められている。

 

持ち運びしやすい上に他の活動をしながらでも使用できる機能性があり、我々のライフスタイルが大きく変わるとの呼び声も高い。
 
最近では、ウェアラブルデバイスの技術を活用した緑内障治療の手法が注目されている。

 

眼球に装着させたデバイスで眼圧を測定し、そのデータをスマートフォンでモニタリングできるという画期的なシステムだ。

 

 

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この治療法の研究を進めているのは、スタンフォード大学で生体工学・応用物理学を研究しているスティーブン氏とバル=イラン大学眼科理工学の権威であるマンデル氏の共同チームだ。

 

彼らが開発しているシステムは、緑内障治療に不可欠な眼圧測定を小型デバイスのインプラントによって実現しようという大胆な試みである。
 
緑内障は、眼圧異状などによって視神経が圧迫されてしまう恐ろしい病気だ。

 

進行につれて徐々に視野が狭くなっていき、やがては失明に至る可能性がある。

 

初期段階ではほとんど自覚症状がないため、非常に発見が難しいことで知られている。
 
緑内障患者は、自分の眼の状態を把握するために定期的に眼科に足を運んで眼圧を測定しなければならない。

 

しかも、眼圧は測定時の体勢や着ている服などの影響を受けやすく、正確なデータを取るのは容易ではない。

 

そもそも、多忙な社会人や高齢者の方が頻繁に通院すること自体、現実問題として難儀極まりない。
 
マンデル氏らが開発を進めているデバイスは、それらの問題を一気に解決してくれる。
 
眼球に装着させるコンタクトレンズ型のデバイスにはガスが充満した小さな管が付いており、眼球内の流体圧力変化を自動的かつ正確に測定することができる。

 

記録された眼圧データはスマートフォンに送信され、容易にモニタリングが可能。インプラント手術も非常にシンプルなものであり、患者への負担は少ない。

 

何より、眼科への通院回数を大幅に軽減できるメリットがある。

 

緑内障患者は、普段と変わらぬ日常生活を過ごしながら自分の症状としっかり向き合うことができるのだ。
 
今やアメリカでは緑内障患者の数は200万人を超えている。

 

日本でも緑内障の潜在患者数は300万人を超えると試算されており、決して軽視できない。

 

マンデル氏らは数年以内に臨床試験でシステムの成果をチェックするという。眼科医療のさらなる発展に期待しよう。

 

 

海外の反応

・へえ、すごい話だなぁ。
・デザインがとても素晴らしいね。コンタクトレンズというよりは、白内障手術に使われるレンズの強化版デバイスっていう印象を受けるなぁ。きっと緑内障治療にも役立つと思うよ。
・こういう話を聞くたびに、あまりにも現実感が湧かなくて自分がアニメの世界にいるような気分になるぜ。人類の福祉のためにすごい発明品を作ってる科学者先生たちには本当に頭が下がるよ。
・空飛ぶ車で事故るのも時間の問題さ。
・俺はレーシック手術を受けに行った時に、角膜が薄すぎて手術を断られたんだよね。その頃から、こんなインプラントレンズがあればなぁって思ってたよ。
・みんな毎週通ってるのか?イギリスでは緑内障を患っててもほとんど検診されないぞ。ひどい話だなぁ…。
・毎週通わなきゃいけないのは症状が深刻な患者だけだよ。普通は3~6か月に一回くらいのチェックで大丈夫さ。

 
掲載元
http://www.reddit.com/2gdbph/

 

 

(ライター:sha-la-ku)

記事元:秒刊SUNDAY

 

 

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