浜松には『劣化うなぎパイ』が売られ、そっちのほうが人気なのは本当か?
2014/11/12 SNS拡散レベル 0 103 views
うなぎパイと言えば、浜松の人気土産菓子だが、通な浜松人は通常のうなぎパイを買うのではなく、あえて劣化したうなぎパイを買うとのことだ。本当だろうか?なぜあえて劣化したほうを買うのだろうか。疑問はつきないので早速浜松に出向き、劣化したうなぎパイがあるのか調べてみた
こちらは通常売られているうなぎパイだ。
12本入りで、800円程度~のものから、32本で3400円程度のものまであるが
こちらの商品は誰でも買える良く知られたうなぎパイだ。
だが、浜松の人は普段食べる場合こちらを買わず、あえて劣化した商品を買うというのだ。
老舗の和菓子屋が、劣化した不良品を販売してくれるのだろうか?不良品くださいと言えば
売ってくれるという事か?
疑問は山ほど残るが、店内の隅にこっそりと、山積みされた商品が目に入った『お徳用袋うなぎパイ』
そう書かれたこの商品は、普段見掛けるあのうなぎパイの包装ではなく、パック詰めされており
中には大量のうなぎパイが入っている。お徳用とはそういう事だと思われるが、値段が凄い。
なんと、844円。12本入りと同じ値段で30本程度のうなぎパイを買う事が出来るという
お得さ。内容量は270グラムだ。ではなぜ、お徳用のうなぎパイは安いのか。
実がこれこそが、劣化品のうなぎパイなのである。では、何が劣化しているのかというと、味や原材料については普通のものと同じだが
形状が規定を満たしていないものが、この劣化品となる。
ようするに製造工程で何かのトラブルで、いびつな形になったうなぎパイは、
物売るレベルじゃないと彼らが判断し、お徳用行きとなるのだ。
ということは、形状を気にしなければ、大量のうなぎパイを安く手に入れることが出来ると言う
知る人ぞ知る『うなぎパイ』の買い方だ。右の通常のものと比べると、確かに左側のものは、細いし先端が欠けている。
中には割れた物もあるが、もちろんそれを了承したうえで購入するというスタンスなので
何ら問題ないし、不良品というわけではない。つまり浜松の人は、人に贈る意外自分で食べる場合はこの『お徳用』のうなぎパイを購入し
例え形が悪くても、味や原材料が同じなので通常版ではなくこちらを買うという事。
この商品を偶然買っていったおばあちゃんは、『これを毎日たべるの。夜にウフフ。』
と、商品を手に取りご満悦の様子。劣化うなぎパイの人気は『本当』だったのだ。夜に食べるうなぎパイ、皆さんも、浜松に来た際に、自分への土産として是非『お徳用』を
買ってみてはいかがだろうか。
(ちなみにキヨスクでは販売していない)ライター:ユカワ
記事元:秒刊SUNDAY