流産予防するのは妊娠初期に注意!流産の兆候と対策
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 141 views
妊娠初期とは、妊娠4週目~15週目の期間を言うのだが、この期間・・実は、流産への注意が最も必要な時期であるのをご存じだろうか?
次のような症状があれば、すぐに病院へ行って欲しい。
1. つわりが急になくなる
妊娠初期の流産は、つわりが突然なくなって気がついたと言う人が多いそうだ。
2. 出血(茶褐色や鮮血)
少量の出血が続く方や、急に大量の出血がある方もいる。
3. 胸の張りがなくなる・腰痛・腹痛(生理痛や陣痛)
生理痛似た痛みやお腹の張り、腰痛が起きたりする場合もある。
妊娠初期の流産の場合すべての症状があてはまるものではない。
痛みの自覚なしに出血し流産が起こってしまったり、逆に出血があっても流産でない場合もあるので、痛みが無くても出血があったら病院へ行った方が良いことを覚えていてほしい。
余談だが、妊娠12週までの流産は、胎児の染色体異常が主な原因で、ママの努力で防ぐことは難しいと言われているそうだ。
流産を予防するには
次に、流産を予防するために気を付けたいことを調べてみた。
1. 葉酸とビタミンEを摂る
葉酸は赤ちゃんの成長に必要な栄養分で、ビタミンEはホルモンの生成と分泌に必要な成分である。
だからと言って摂りすぎは禁物であるので注意してほしい。
厚生労働省が定めた一日の成人女子の摂取量は、ビタミンE600㎎・葉酸480㎍である。
2. タバコを控える
妊娠中の喫煙は流産や早産の発生率が高くなるそうだ。
そればかりではなく胎児の発育遅延や生まれた子供の知能が低くなったり、注意欠陥・多動性障害(ADHD)を発症する率が2倍に高くなってしまうと言われている。
わが子の一生を考えれば、妊娠中はほんのわずかな時間である。
その間だけでもタバコは我慢して、タバコを吸わない妊婦さんも家庭内や職場での間接喫煙には注意してほしい。
3. 身体を冷やさない
体を冷やすと、子宮の筋肉が収縮してしまい、収縮すると子宮内膜の血流が悪くなり、胎児に酸素や栄養素が十分に届けられなくなる。
なので、身体やお腹を冷やさないように注意してほしい。
おすすめの冷え対策として・・・
・腹巻や使い捨てカイロを活用する・職場のエアコン対策に上着や靴下を持参する
・温かいスープや根菜類など体が温まる食材を摂る ・シャンプー後の髪をしっかり乾かす。 |
などがある。
これらをしなかったから駄目だ・・・とは、思わないでほしい。
ほとんどの方が問題なく妊娠初期を終え、安定期に入る。
神経質にならず、無理をせず、がんばりすぎないでストレスを溜めない様にしてほしい。
体は着々とママになる準備をしているのだから。