日食終了も、日食グラス売り上げ好調!金星の日面通過用か
2014/11/12 SNS拡散レベル 0 136 views
5月21日の日食の影響を受け、日食ブームは衰えることを知らないようだ。ヤフーオークションでは数少ない『日食グラス』の奪い合いとなっており、熾烈な戦いが繰り広げられている。ちょっとまって、日食は終わったんじゃないの?と思うかもしれないが、次は金星の日面通過が6月6日に観測できるとあって今からグラスを求めるユーザが多く見受けられる。
6月6日の金星の日面通過用なのか、日食グラスの入札が相次いでいる。もっとも、今回の日食騒動を受け、日食グラスが品薄になったため、次回はチャンスを逃すまいと、今のうちに購入して置くと言うのは理解できる。しかしそもそも、小さな金星が太陽の前を通過する様子は果たして確認できるのであろうか。
ちなみに太陽に比べ金星のサイズは30分の1しかなく、更に火の光によってその点がさえぎられてしまう可能性もあるような気もするが果たして観測可能だろうか。天体観測の情報筋によると、肉眼でも確認可能だと言う。しかし直接見るのは非常に危険なので、日食同様、日食グラスなどを通してみるべきだと言う。
日食に比べ、イマイチパッとしないこの金星の日面通過ですが、実は日食とセットで見ることが可能な、スーパー天体ショーがあります。それは西暦15232年4月5日です。さらに69163年7月26日と224508年3月27日には、水星と、金星の同時日面通過が発生するがその頃、プレートテクトニクスによって日本が今の位置にあるのかどうかは判らない。
お空より地表のほうが大変なことになっていそうです。
記事元:秒刊SUNDAY