新盆(初盆)の読み方とは?法事の準備から当日の手順まで解説します
2014/10/16 SNS拡散レベル 0 363 views
今年は新盆?それとも初盆?気になるお盆の常識と、法事のやり方を一挙ご紹介。
これで毎年困らない!
新盆って?初盆との違いって一体なんなの?
新盆(にいぼん・あらぼん)また、初盆(はつぼん)は地域によって呼び名が違うだけで、両方とも同じ意味である。
新盆また、初盆とは、人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを言い、故人が仏となって初めての里帰りということで、近親者は盆提灯(ぼんちょうちん)、また、現金を贈り、身内や親しい人を招いて僧侶にお経をあげてもらい、盛大に供養する。
ちなみに、盆提灯は、鮮やかな絵柄の入った物はご先祖様に向けた家までの目印の灯で、亡くなったばかりの方への提灯は白提灯といわれる白い無地のものを使用する。
しかし、最近では住宅事情により、提灯がない場合や、白提灯を特別用意する家庭は減ってきている。
法事のやり方(準備)
まず、日時の決定をする。
もし土日等の場合には数か月前から予約をしておくことが重要。
どうしてもお盆時期と言うのは重なってしまうので、早め早めの行動が後々困らないだろう。
そして、会場を決める。
自宅でする場合は、お仏壇の掃除や仏具をそろえ、お寺さんが来る準備をきちんとしておくことが重要である。
お寺や貸会場の場合は、設備が整っていることが多いが、それでも事前にトラブルにならないように設備はもちろん、金額などを確認する必要がある。
会食で出す料理を決め、手配をする。
最後に、忘れずに親族など出席を願いたい方に日時や会場等の連絡をしておく。
法事のやり方(当日)
30分前には参列者が集まるので、持参されたお菓子、お供えや香典などをお供えし、線香をあげて手を合わせる。
僧侶もそのころ到着されるので、出迎え、お茶の接待をする。
一同席に着き、開式をしたら参列者の方と一緒にお経を唱える。
読経しながら、順に焼香をする。
葬儀と違い、時間の余裕がある法事では僧侶から法話がある場合が多い。
施主(葬儀でいう喪主)が参列者へお礼の挨拶をする。
挨拶を合図に会食がはじまる。
会食ではみんなで故人の思い出話などをして、楽しむことが大切。
参列者の方が帰られる際には、引き出物やもしくはお供えのものなどを分けてお渡しする。
盆は葬式と違うので先述したとおり、しんみりならないで楽しむことが大切である。
しんみりしていたら帰ってきた故人も寂しくなるに違いないだろう。