拘置所で警官になりすましてピザを注文した容疑者に詐欺の罪状が追加される
2014/11/12 SNS拡散レベル 0 48 views
世の中にはいろいろな犯罪者がいるものだ。
無論、社会にとって犯罪など本来あってはならないものであるが、ごくまれに思わず笑ってしまうような間抜けな犯罪者が我々を楽しませてくれることもある。
2014年7月15日、アメリカのケンタッキー州コービンという町で、マイケル・ハープ(29歳)という男性が逮捕された。
罪状は、36ドル(およそ3600円)相当のビールの万引きである。
マイケル氏は取り調べ中、あろうことか警官の名をかたって勝手に5枚分のピザを注文。
怒った警察がマイケル氏の罪状に身分詐称を加えるという珍事に発展してしまった。
ケンタッキー警察署の話によれば、マイケル容疑者は万引きと公共の場での過度の飲酒に関して取り調べを受けている最中、家族に連絡したいという理由で携帯電話の使用を申し出たという。
アメリカではいかに犯罪者といえど人権が保障されているため、当然マイケル氏には携帯電話を使用する猶予が与えられた。
ところが、一人になったマイケル氏が携帯電話を使用してしばらく経った頃、アメリカの大手宅配ピザチェーン・ドミノピザの店員が突然5枚のピザを持って警察署に姿を現した。
その時間、誰一人ピザを頼んだ者はいないのにだ。
ドミノピザの店員は、「ウィルソン巡査の所に届けてほしい」という注文を受けたと答えた。
ウィルソン巡査とは、マイケル容疑者を逮捕した警察官その人であった。
ドミノピザの所にかかってきた電話番号を追跡調査したところ、ちょうど取り調べ中にマイケル容疑者が使用した携帯電話の番号であることが判明した。
そのため、マイケル容疑者には当初の万引きの罪だけでなく、警察官になりすました身分詐称や窃盗詐欺罪などの罪状も追加されることになったという。
まさに前代未聞の話である。
―マイケル氏の反論。真実は如何に?
この件に関して当のマイケル容疑者は、ピザを注文したのは自分ではないと主張している。
マイケル容疑者が使用した携帯電話は拘置所に備わっているものなので、自分以外にも10人くらいは使用できる人間がいたはずだと述べているらしい。
さすがに万引き以外に二つも罪状を追加されれば刑期が倍近く伸びてしまう可能性があるため、素直に認めることはできないだろう。
法廷で徹底的に争うつもりだという。
単なる万引きが予想外の展開を見せ、今や全米の注目を集めている。
はたしてどのような審判が下されるのか、実に見ものの事件と言えよう。
―海外の反応
・自分に罪状を追加してまで警察官にピザをプレゼントしたかったのか!
・他人を名乗ってピザを注文したら身分詐称になるなんて知らなかったよ。
・注文確認の際に警察官になりすましたのがまずかったらしい。
・警察沙汰になるような場合の時だけなりすましは罪になるんじゃなかったっけ。
・ほとんどの人間は裁判沙汰にはならない程度の罪を大なり小なりやらかしてるものさ。
・テロリストみたいな奴だな。
・こいつが絞首刑になるまで俺たちも危ないぞ…。
・嘆願書を送って、強姦野郎と同じくらいの厳罰を与えてもらおうぜ。
・俺も同じことやっちゃおうかな。
・俺の名を騙ったら即逮捕だからな。
・きっと警察はドーナツを注文してくれなかったから怒ったんだな。
・ウィルソン巡査、このピザは証拠品ですから食べちゃダメですよ。我慢してください。
・勾留された容疑者が警察署のみんなにピザを注文したっていうから、最後は全員で仲良くなって無事に帰宅できたのかと思ったよ。
・内心、警察官はドーナツの方が嬉しかったんじゃないのか。
・警官「あー、ドーナツ食いてーな。また同じような電話してくんねーかなー。」
掲載元
http://www.reddit.com/2az164/
(ライター:sha-la-ku)
記事元:秒刊SUNDAY
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