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慢性的な睡眠不足が、脳に恒久的な頭痛やダメージを与える?

      2014/11/04
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慢性的な睡眠不足が、脳に恒久的な頭痛やダメージを与える?

平日は夜遅くまで働き、週末になるとそれを取り戻すようにして泥の様に眠る-

 

現代の日本では、よくある社会人の生活だが、時には仕事終わりや華の金曜日に飲みにいったりして余計に眠れない日もあるだろう。

 

どれだけ睡眠不足が溜まっても、週末に取り戻せばいい-そう考える人は多い。

 

しかし、人間の脳はそう単純ではないことがわかってきた。

 

 

 

 

交代勤務睡眠障害で25%の細胞が消失

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新しい睡眠の研究によれば、私達の脳細胞は睡眠不足によって永久的なダメージを負うのではないかという事がわかってきた。

 

ネズミに交代勤務睡眠障害を起こさせた実験によれば、およそ25%の脳細胞が失われていたという。

 

交代勤務睡眠障害とは、夜勤などの理由によって典型的な人間の睡眠パターンで眠れないために、体に不調をきたす障害だ。

 

日中に眠れなかったり、疲労が溜まったり、胃腸が不調になる等の問題が起きることがわかっている。

 

 

 

―ダメージは修復する事が出来ない

慢性的な睡眠不足が、脳に恒久的な頭痛やダメージを与える?3

交代勤務の様な睡眠パターンをネズミに3日間させたところ、25%の脳細胞が失われたというのだ。

 

程度は違えど、同じ様な事が人間の脳に起きるというならば、それは私達の脳の機能に支障をきたす。

 

何故なら、そのダメージが治ることがないからだ。

 

以前の睡眠に関する研究でも、睡眠不足による長期的な脳への影響が示唆されていた。

 

それによれば、睡眠不足を埋め合わせるように3日間長く睡眠をとったとしても、注意力やその他の認知能力は元に戻らなかったという。

 

もし夜遅くまで起きたりするならば、その後数日の影響は覚悟しなければならないという事だ。

 

 

寝溜めは意味が無い

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今回の研究が示唆するのは、平日に寝られなかった分を、週末で埋め合わせればいいという考えは嘘ではないかという事だ。

 

そうやって脳に負担をかけることで、私達の脳はどんどんダメージを受けて、脳細胞が減っていき、萎縮しまうのだ。

 

私達の脳は、私達の活動の全てであり、脳がダメージを受けることでアルツハイマーにも、パーキンソンにもなる。

 

記憶力もなくなるし、学習能力も衰えてしまうのである。

 

もしできるならば、私達は普段からもっと脳を大事に扱ったほうが良い-毎日睡眠をしっかり取るというのは、やはりとても大事なことな事のようだ。

 

 

 - 病気・医療



         

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