子供の歯ぎしり(歯軋り)の原因はこれ!効果的な治し方は?
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小さなお子さんがいらっしゃるお母さんと話をしていると、「この子、歯ぎしり(歯軋り)がひどくって・・・原因はなんでしょうか」とおっしゃっていることを聞きます。
また、大人での歯ぎしりもよく聞く話題ですし、電車の中でもたまに見かけする光景です。
現在は歯科に行けばマウスピースなどの治療がありますが、根本的な原因として子供の歯ぎしりって、どんなことが原因なのか調べてみました。
歯ぎしりの原因
子供の歯ぎしりについて、いつも行っている小児歯科のお医者さんに聞いてみました。
すると意外な答えが・・・
歯ぎしりは子供の成長過程において歯ぎしりは正常な行為で、むしろ歯ぎしりしない子を心配したほうがいいとのこと。
10歳前後の子供のうち約3割近い子供は、歯ぎしりするそうで、永久歯の生え変わり時期でもあり、就寝中に無意識に歯のかみ合わせの調整を行っているためだそうで、成長過程が進むにつれて、歯ぎしりがなくなるので、子供の歯ぎしりは心配いらないということでした。
大人の場合の歯ぎしりの最大の原因はストレスだそうで、性格や、環境も原因の一端になっています。
どんな人が、歯ぎしりする可能性があるのかを調べてみると、”負けず嫌いのがんばり屋さん”と言ったイメージで、”高い目標意識を持った人や、時間多忙な人”が当てはまるとの事。
大人で歯ぎしりする方を見かけたら、他の病気を引き起こす原因にもなりますので、早めに病院に行って診察を勧めて下さい。
また、歯ぎしりから肩こりや首こりを引き起こす場合も有るそうです。
歯ぎしりの効果的な治し方
歯ぎしりの効果的な治し方は、5点あります。
1.習慣の意識つけ
自己暗示をかけて、歯ぎしりしないように意識つけすることです。
これは、就寝中でも、日中でも無意識のうちに歯ぎしりしてしまうことがあります。
無意識で行わせないように、意識つけさせて、歯ぎしりをなくさせます。
2.仰向けで就寝させる
うつ伏せなら、歯に圧がかかります。
仰向けで歯ぎしりしやすい状況になるのを防ぎます。
3.頬杖をやめさせる。
顎を圧迫すると、歯ぎしりしやすい状況になりますので、この状態を防ぎます。
4.マウスピース
オーダーメードで作成して、就寝前に装着して就寝します。
歯科で作成できますが保険適用は歯医者によって異なり、価格は、5~6千円程度とのこと。
5.歯列矯正
永久歯が生え変わる年齢でなければ、歯並びが悪いことが原因ですので、歯科で歯列矯正を受けてください。
大人の歯ぎしりは、ストレスということで片づけられますが、子供の歯ぎしりは、成長過程で必要なことです。
お子様の歯ぎしりは、おそらく無意識で行っていることですので、習慣の意識付けが必要かもしれません。
お困りの方は子供が、”歯ぎしりしない”ことを忘れないような工夫で、実践してみてください。
きょうのおさらい
・歯ぎしりは子供の成長過程において歯ぎしりは正常な行為で、10歳前後の子供のうち約3割近い子供は歯ぎしりする。永久歯の生え変わり時期でもあり、就寝中に無意識に歯のかみ合わせの調整を行っているために歯ぎしりをしており、成長過程が進むにつれて歯ぎしりがなくなる
・大人の場合の歯ぎしりの最大の原因はストレスだそうで、性格や環境も原因の一端になっており、早めに病院に相談しに行く事が好ましい。
・大人の歯ぎしりする可能性があるのかを調べてみると、”負けず嫌いのがんばり屋さん”と言ったイメージで、”い目標意識を持った人や、時間多忙な人”が当てはまる