子供の嘘やごまかしの原因はあなたかも?!発達障害と認めない親も
2014/10/16 SNS拡散レベル 3 1,891 views
大人は時に、子供に対して嘘をつく。
子供がもらったお年玉を、貯金しといてあげると言ってそのままネコババしてしまう-
勉強を頑張れば、お小遣いアップすると言っておいてしない-
泣いてしまった子供をその場だけやり過ごすために、何かあげるという-
これら以外にも、小さな事で様々な嘘をついてしまう。
そんな嘘をついてしまっても、子供に大きな影響は無いと思ったら大間違いだった!新しい発達心理の研究が、それを示唆している。
大人の嘘が子供に影響を与えていた
子供に嘘を付くと、子供も嘘をつくようになる可能性が高くなるという研究結果が発表された。
6-7歳を対象に行われ、その実験によると実験者に嘘をつかれたグループは、その後のアクティビティにおいてズルをし、嘘をつく子供が多かったという。
嘘をつかれたグループは、ズルをした確率が80%、嘘をついた確率が90%だった。
それに比べて、何もされなかったグループはズルをした確立が60%、嘘をついた確率が60%だった。
何故、嘘をつかれた子供がズルや嘘をつくようになるか、その理由はまだ定かではない。
嘘をつく大人の行為を真似するのか、正直でいる重要性がただ単に低くなるのか、それとも嘘をついてはいけないという約束を軽く見るようになってしまうのか、それは、これからの研究でわかるようになるだろう。
子供は親の背中を見て育つ
しかし、嘘をつくことが子供の道徳に大きな影響を与えるという事は間違いないようだ。
普段から嘘をつく親は、自分の子供から嘘をつかれる。
まさに因果応報だ。
嘘をつくから、子供もズルをし、嘘つきになってしまうのだ。
まさに、子供は親の鏡なのである。
自分の子供を正直者に育てたいのならば、自分も正直になるしかない。
自分が正直者になれないのに、子供に正直になれというのは、科学的にも無理な話のようである。
もしも正直者になれないのならば、せめて自分の子供に嘘をつくことだけは止めよう。
それだけでも、自分の子が嘘つきになる事は食い止められるのかもしれない。