妊娠初期の岩盤浴って大丈夫なの?岩盤浴の赤ちゃんへの影響は?
2014/12/13 SNS拡散レベル 0 3,167 views
数年前、岩盤浴が一斉に人気になり、各地に岩盤浴施設が登場しましたが、妊娠初期の方が利用する際に注意点があるという、そんな話を耳にしましたので、岩盤浴と妊娠初期の方の利用について調べてみました。
岩盤浴とは?
温めた天然石や岩石を加工した床の上で、寝ながら汗をかくサウナ形式の一種のことで、ほとんどが岩盤浴専門店で実施しているが、天然の浴場では、秋田県の玉川温泉が代表的な場所となります。
サウナのような高温状態ではなく、40度ぐらいの程よい適温で岩盤の上にタオルを敷いて寝ながら発汗作用をもたらすので、若者からお年寄りまで幅広い世代の方が利用する施設です。
大量の発汗が起きるため水分補給が大切で、1回の岩盤浴では500ミリリットル~1リットルの水を飲用しないと脱水症状になる場合があります。
体が温まるまで岩盤浴の効果が出ませんので、岩盤浴に行く前は体を温め汗腺が開きやすい状況で臨むことが大事です。
岩盤浴の効果は?
岩盤浴の効果を調べると、主だった点で3点あります。
・ダイエット効果
新発汗により新陳代謝、脂肪を燃焼しやすくする。
・デトックス効果
有害金属を体外へ排出する。
・免疫力向上
NK細胞の活性化につながり、がん細胞やウィルス感染細胞を殺傷する。
ほかに、遠赤外線効果やマイナスイオン効果などもあり、体にとっては、良い効能をもたらします。
妊娠初期の岩盤浴の影響は?
ほとんどの岩盤浴専門店では、妊婦さんの入店にお断りしているようです。
理由は、岩盤からは微量のラジウム光線が出ていて、人体には無害ということですが、妊娠中の胎児に無害という根拠がないため、入浴はできないようです。
妊娠に気づかず岩盤浴に行ってしまった場合、特に影響はないと思われますが、上記の件で胎児に影響がないということは言えませんので、今後は控えるようにしてください。
また、最近、岩盤浴専門店が減少した理由として、岩盤浴施設の衛生面が考えられます。
衛生面がしっかりしていないと細菌などの影響で、胎児にも影響が出てしまうことも考えられます。
岩盤施設は細菌が繁殖しやすい環境になっていますので妊婦さん以外でも、不衛生な施設には注意してください。
岩盤浴で、発汗や癒しという時間を過ごすのはいいことです。
ただし、妊婦さんの場合、胎児への影響を考えると危うい場所でもありますので、胎児への影響を極力なくすことで、丈夫で健康な赤ちゃんを産むようにしてくださいね♪
きょうのおさらい
・岩盤浴は大量の発汗が起きるため水分補給が大切で、1回の岩盤浴では500ミリリットル~1リットルの水を飲用しないと脱水症状になる場合があります
・ほとんどの岩盤浴専門店では、妊婦さんの入店にお断りしているようで、理由は、岩盤からは微量のラジウム光線が出ていて、人体には無害ということですが、妊娠中の胎児に無害という根拠がないため入浴はできない。
・妊娠に気づかず岩盤浴に行ってしまった場合、特に影響はないと思われますが、胎児に影響がないということは言えませんので、今後は控えるようにする。
・最近、岩盤浴専門店が減少した理由として、岩盤浴施設の衛生面が考えられ、衛生面がしっかりしていないと細菌などの影響で、胎児にも影響が出てしまうことも考えられる。