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土鍋の黒い液体の正体は?対処法のまとめ!

      2014/12/31
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土鍋の黒い液体の正体は?対処法のまとめ!

 

冬は鍋料理の季節ですが、新たな鍋料理レシピを探していると、土鍋から黒い液体が・・・。

 

検索してみるとかなりの件数がヒットしたことから、みなさん気になっているのではないでしょうか?

 

私もよく鍋料理を行うので気になり、この黒い液体について調べてみました!

 

 

土鍋はどんな工程で作成するのか?

 

土鍋にはペタライトという特殊耐熱原料を使用していますが、これはペタライトを土に混ぜると耐熱性が大幅に上がるため、土鍋などの耐熱器に使用されています。

 

土鍋は土を器の形に成形して、釉薬(うわぐすり)が塗られた後に窯で焼かれます。

 

そしてこの際、高温で焼かれると、土鍋の表面に見た目ではわからないような小さい穴ができてしまう場合があるのですが、これが、あとあと問題に。。。

 

 

土鍋の黒い液体の正体とは?

 

土鍋の黒い液体の正体は?対処法のまとめ!2

土鍋を使っていると、劣化に伴って土鍋の内側から小さいひびや穴が開きます。

 

これは、陶器として致し方ないものですが、この小さいひびや穴から土鍋の原材料となる””が漏れ出して、鍋料理をしたときに黒い液体となって表面に現れます。

 

土鍋の黒い液体の正体は、土鍋の原材料の”土”だったのです。

 

この黒い液体は有害物質ではないようですが、あまり気分のいいものではありませんね。

 

 

土鍋を長く使うための対処方法

 

金属製の鍋と違って、土鍋はお手入れが大切です。お手入れ方法や注意点をまとめてみましたので、参考にしてくださいね!

 


 

●土鍋を買ってきたら料理で使用する前に、米のとぎ汁または、小麦粉入りの水で10分ほど煮込みます。この工程は、土鍋の小さいひびや穴に対して、補強する働きがあります。


 

●土鍋を使用する際は、硬い器具や鋭利なものを使用してはいけません。表面は、陶磁器のため、傷がつきやすく、小さい傷が、使用するにあたって、やがて大きくなっていきます。


 

●使用後は、劣化防止のため水を切って乾燥させてください。


 

●外側に煮こぼれするような使い方は行なわないでください。外側の底は釉薬が塗られていないため、ひびが発生しやすいです。


 

空炊きのような、土鍋本体が高温になる使用法は、行なわないでください。


 

●熱い土鍋を急に冷たいところにおかないでください。温度差でひびの発生が起きる場合があります。


 

 
あくまでも、陶磁器というカテゴリーの器具ですので、そのため、お皿やコップと言った感覚で扱っていく必要があります。

 

鍋料理を金属製の鍋で行うと、なんだか味気ない感じもしてしまいますし、同じ具材でも気分的においしく感じないのは、私だけでしょうか?

 

しかし土鍋で鍋料理をしていて黒い液体が出ると食欲が減退しますので、鍋料理をおいしく、楽しくいただくためには購入直後や使用において、お手入れが必要です。

 

鍋料理を行う上で土鍋の取り扱いについても、正しい知識をもって行ってください。

 

ただし、100円ショップで売られている土鍋を使用した時に、薬品臭がする液体が出てきたとの報告がありますので、あまり100円土鍋は買わないほうが良いかもしれません・・・。

鍋の回りから得体の知れない液体が

 

 

記事POINT!

 

・土鍋を使っていると、劣化に伴って土鍋の内側から小さいひびや穴が開き、この小さいひびや穴から土鍋の原材料となる”土”が漏れ出して、鍋料理をしたときに黒い液体となって表面に現れる。

 

・土鍋を買ってきたら料理で使用する前に、米のとぎ汁または、小麦粉入りの水で、10分ほど煮込む。

 

・硬い器具や鋭利なものを使用しない。

 

・使用後は、劣化防止のため水を切って乾燥させる。

 

・外側に煮こぼれするような使い方はしない。

 

・空炊きのような、土鍋本体が高温になる使用法は行なわない。

 

・熱い土鍋を急に冷たいところにおかない。

 - 育児・生活



         

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