伊勢神宮の内宮外宮へのアクセス方法は?お参りの注意点とは!
2014/12/10 SNS拡散レベル 1 48 views
初詣で、近くの神社に出かける予定がある方もいらっしゃると思いますが、神社と一口に言っても、日本にはたくさんの神社が存在しています。
日本で神社の中心となると、内宮と外宮からなるパワースポットでも有名な”伊勢神宮”で、正式には”神宮”とも呼ばれていますが、単に、”神宮”というと、神宮球場を連想される方もいるかも知れませんね。
この球場の正式名は、”明治神宮野球場”だったりします。
昨年、20年に1度の式年遷宮が行われて新しい社に神様が引っ越ししたことは話題になり、記憶に新しいのではないでしょうか?
伊勢神宮とは?
江戸時代、「一生に1度は、お伊勢参りを・・・」という表現で、お伊勢参りが流行し、旅の道中、お金を持っていなくても信心の旅ということで、沿道の施しで旅をした人がいたことは有名です。
江戸からはなんと片道15日間掛けて参拝した人もいるらしいです。
伊勢神宮は、太陽を神格化した天照坐皇大御神(天照大御神)の内宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮の外宮があります。
また、伊勢神宮は125の神社の総称でもあり、神宮の神様の社は式年遷宮という大祭が行われ、20年に一度、建て替えられて引っ越しされます。
この20年は、単に社が古いからでなく、宮大工さんの技術継承という意味合いも持っているそうですよ。
伊勢神宮の内宮外宮へのアクセス方法は?
内宮、外宮ともに入場料金は、無料です。
・内宮(ないくう)
引用:伊勢神宮HP
近鉄鳥羽線 五十鈴川駅:徒歩約30分 または バス約10分
近鉄山田線・鳥羽線 宇治山田駅:バス約15分
JR東海参宮線・近鉄山田線 伊勢市駅:バス約15分
伊勢自動車道:伊勢西ICから、三重県道32号伊勢磯部線(御木本道路)「浦田」交差点から伊勢街道ヘ
※駐車場は有料で、パークアンドライドを実施。
・外宮(げく)
引用:伊勢神宮HP
JR東海参宮線・近鉄山田線 伊勢市駅:徒歩約5分
伊勢自動車道:伊勢西ICから、三重県道32号伊勢磯部線(御木本道路)へ、駐車場は無料です。
内宮から外宮へはバス運行がありますが、徒歩の場合、約50分です。
営業時間は、季節により異なるので、注意が必要です。
10~12月 5:00~17:00
※12月31日~1月5日22:00までは終日参拝可能、1月6日は5:00~22:00まで。
伊勢神宮のお参りの注意点
お作法としての注意点と、一般に知られていないことの6点を以下にあげてます。
1.正しいお参り方法
正しくは、外宮を参拝して内宮へ参拝する順番が正しいとされています。場所が離れているため、内宮だけの方が多いらしいですが・・・。
2.犬を連れての入場は、できない。
大鳥居より内側へは、犬を連れて、入場できません。もし、犬を連れていた場合、警備室の裏の犬舎で預かてもらうことは可能です。
3.参拝時の通行
内宮は、右側通行です。外宮は、左側通行です。また、道の中央は、神様の歩く道のため、歩いてはなりません。
4.正宮のお参り
天照大御神が祀られているため、正宮の写真撮影はできません。また二拝二拍一拝(にはいにはくいっぱい)で参拝します。この時、お賽銭箱はありません。
5.おみくじ
”伊勢神宮は、参拝した日が誰でも吉日である”という理由で、おみくじはなく、しめ縄も狛犬もありません。
6.鯨幕
お葬式でよく見る白黒の幕は、伊勢神宮では、縁起物とされています。
数年前、「人生に一度は、お伊勢参りを。」この言葉と共に、伊勢神宮へ参拝したことがあります。
伊勢神宮内宮は、宇治橋を渡った瞬間、聖域と言われているように、神聖な場所という別世界の雰囲気が始まります。
木々の通路を歩き、長い階段を上り、神様の社を拝見することは、江戸時代から続く行いであり、一種のステータスだったのかもしれません。
伊勢神宮へ行ったことがない方もいらっしゃるかと思いますが、一生に一度は、行って見る価値がある場所だと思います。
是非、今度のご旅行の目的地の候補にしては、いかがでしょうか?
言葉では、言い表せない何かを感じるに違いありませんよ♪