世界遺産紀伊山地の霊場熊野古道と参詣道へのアクセス方法やグルメスポットは?
2019/01/07 SNS拡散レベル 1 34 views
【世界遺産登録理由】
和歌山県、奈良県、三重県にまたがる紀伊山地の霊場と参詣道は、自然崇拝に基づく日本古来の神道と、百済から渡来した仏教が結びついた神仏習合思想をよくあらわしている事、紀伊山地の社寺と宗教儀式は日本の宗教文化が1000年以上にわたり発展してきたことをしめす遺産である事。
そして、神社や寺院などの建造物群は、その後の宗教建築に大きな影響を与えただけでなく、自然環境と一体となって1200年以上にわたる聖なる山として崇められてきた伝統を表していることが評価され、2004年に文化遺産として登録されました。
【所在地住所】
和歌山県、奈良県、三重県
【アクセス方法】
電車、バスなど:
JR新幹線、新大阪駅から地下鉄・なんば下車、難波から南海線、極楽橋下車、ケーブルカーで高野山へ
JR新幹線→京都駅下車、近鉄線で吉野下車、ロープウェーで吉野山へ
JR紀伊本線→新宮駅下車、 バスで熊野三山へ
【遺産概要・見どころ】
世界遺産として登録されたのは、和歌山、奈良、三重の三県に渡る資産群です。
吉野大峰の吉野山、吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺、吉水神社、大峰山寺。
熊野三山(熊野本宮大社、速玉大社、那智大社)と那智の大滝、那智原始林、青岸渡寺、補陀洛山寺。
そして高野山の丹生都比売神社、金剛峯寺(伽藍地区など6地区)、慈尊院、丹生官省符神社。
さらに参詣道として玉置神社を含めた大峰奥駈道、熊野川・七里御浜・花の窟を含む熊野参詣道、高野山町石道が登録されています。
世界遺産としての道の登録は、スペイン~フランスにまたがる巡礼道に次いで2件目です。
【近くのおすすめグルメスポット】
古より霊地、聖地の多く存在する紀伊山地。その範囲は驚く広いので、車での移動も事前の計画が大事です。
吉野山で一息入れるのなら素朴な感じのオーガニック・カフェ「はなさか」はいかがでしょうか?
ベジタリアンのお店ということで、コーヒーにはミルクがついてこないとか。
天然酵母のパンも販売しています。
TEL | 0746-32-1162 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
熊野三山の近辺でお食事をするなら、和歌山県の一番東側、新宮市。
地元で採れた新鮮な魚をお手ごろな値段で食べられる「かつ田」がおススメ!魚料理を満喫できます。
TEL | 0735-22-6388 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~22:00 |
定休日 | 水曜日 |
紀伊山地のそれぞれの霊地を結ぶ信仰の道、熊野古道。
その中でもメインルートの中辺路周辺にある和食の「朴(bocu)」は、古民家を利用したお店です。
玄米ご飯と自家製味噌、旬の野菜料理がつく玄米定食が人気です。
TEL | 0739-65-0694 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 日・月・火 |
高野山の参道近辺にはあまり食事をするところがありませんが、釜めし屋の「つくも食堂」がおすすめです。
高野山で採れた山菜や自家栽培のシイタケを使った素朴な田舎の味が魅力です。
TEL | 0745-75-7717 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 月・火(臨時休業あり) |
紀伊山地に点在する霊場、聖地をつなぐ熊野古道。その範囲はかなり広大です。
古の人々はどんな思いをして信仰の道を歩いたのでしょうか。
じっくりと古人の祈りの声に思いを寄せながら、古道を歩いてみたいと思います。
また、熊野那智大社の例祭「那智の火祭り」は、日本三代火祭りの一つで、古くから受け継がれてきた祭りもぜひ見てみたいと思います。