シアバターが乾燥肌に効果的!そもそもシアバターって何?
2015/01/04 SNS拡散レベル 1 222 views
最近、シアバターがスキンケアに効果があるという話を聞くのですが、そもそもシアバターって何だろう?
そこで今日はシアバターについて調べてみました!
シアバターとは?
アカテツ科のシアーバターノキの種子の胚から得られる植物性脂肪のことで、アカテツ科は、世界の熱帯・亜熱帯の主にナイジェリア、マリ、ブルキナファソ、ガーナといった、アフリカ大陸中央部で育成されています。
葉は単葉でらせん状に配列し、花は両性花、子房上位で、果実は液果で、乳液を含み、これから得られる樹脂を利用してシアバターは、作られています。
シアバターの成分のほとんどはステアリン酸とオレイン酸で、トコフェロール、カロチノイド、トリテルペンも微量に含まれるもので構成されています。
常温ではバターのような固形で、人肌の体温で溶け浸透するため、“バター”と呼ばれる由縁でもあります。
種子の中の胚に脂肪が含まれているため、果実を収穫すると果肉の部分は食用として使用し、種子のみを集めて、細かく粉砕します。
粉砕した種子を鍋にかけて焙煎し油脂の抽出を行い、さらに粉砕して粉状の粉末として抽出したものに水を加えてペースト状にしたものがシアバターとなります。
この作業は、現地女性の手作業によって行われるようです。
シアバターができるまでの工程を紹介した動画がありますので、みなさんも見てみてください!結構大胆な作り方でビックリです。
シアバターは、どんな時に使うもの?
シアバターには、肌に関する”美容”と”薬”としての使い方があります。
非常に高い保湿性
主成分はステアリン酸、及びオレイン酸は、肌に良く馴染みます。そのため、乾燥する時期に使用すると保湿効果で、肌のカサカサ感を防いでくれます。
抗炎症作用
にきびや吹き出物、その他肌の赤みなど、肌に起こる炎症を抑えてくれます。また、やけどの治療にも使用することもできます。
酸化防止作用
お肌の老化やシミなどの肌トラブルを未然に防ぐことが出来、シアバターは、顔や肌のトラブルの予防や改善に対して、効果を発揮するようです。
市販のスキンクリーム感覚で使用すると伸びがいいため、べたつき感が残ってしまう様なので少ない量での使用がいいようです。
シアバターを購入するには?
ネットショッピングで、商品を見ると金額がさまざまで、8ミリリットルで約800円、150ミリリットルで約4,000円前後という価格帯で販売されています。
購入者レビューを見ると、圧倒的に女性の購入が高く、お肌トラブルを気にされているのでか、年齢も30代以上の方が多いです。
冬は、肌が乾燥する季節でもあり、このシアバターは、肌トラブルに対して何かしらの効果をもたらしてくれる効果が期待できます。
亜熱帯特有のシアーバターノキで、ほとんど手作業で成分を抽出することで、価格が高いのは、納得できます。
シアバターを使用したことが無い方は、肌トラブルの対策としてシアバターを備えてみてはいかがでしょうか?
いままで使用していた市販の薬より、高い効果が発揮されるかもしれません。
記事POINT!
・アカテツ科のシアーバターノキの種子の胚から得られる植物性脂肪のこと。
・常温ではバターのような固形で、人肌の体温で溶け浸透するため、“バター”と呼ばれる由縁。
・シアバターには、肌に関する”美容”と”薬”としての使い方がある。
・価格はネットで8ミリリットルで約800円、150ミリリットルで、約4,000円前後。