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イギリス哲学者「我々はコンピュータのシミュレーション上に住んでいる」

      2014/11/13
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universesimulation

ゲームの中のキャラクターは我々の思うように動かすことができ、思うように破壊・殺害そして復元・蘇生が可能だ。あるゲームでは仮想空間の中に街並みを建設。あるものは歴史上の人物を操り歴史上ではありえないシミュレートされたパラレルワールドの歴史をつくり上げることができる。そのシミュレート技術は年々上昇し、現実と区別がつかないほどにリアリティが増した。さて、このまま技術が進化していけば、その世界はどうなるのであろうか。

現在の人間の進化が更に進むとすればどうなるのか。

2003年に発表されたニック・ボストロムの論文は我々の全てにおける概念を覆すようなとんでもない発表がある。それは我々はコンピュータのシミュレーション上に住んでいるというものだ。その詳しい内訳3原則が以下のとおりである。

・現実と区別がつかないほどリアルなシミュレーションを開発レベルに達しない。
・そのようなレベルに達した種族は、そのようなシミュレーションを実行しようとしない。
・我々は、ほぼ確実にそのようなシミュレーションの中で生きている。

何のことやらと思うのかもしれないが、この国も、地球も、宇宙も何者かがコンピュータ上でシミュレートしているシステムに過ぎないというのだ。人が増え過ぎれば自動的に戦争を起こすようにプログラムされ、平和になれば正体不明の疫病がはやる。また我々一人一人には「癌」と呼ばれる時限爆弾もセットされている。全てプログラム通りだ。

つまりそのシステムのソースがある意味「神」であり、その神自体も何者かのシミュレーション上で動いており、その神の神も・・・という具合に無限ループが再帰的におこなわれているというものだ。

そんなわけがない、我々は意識があるじゃないか!と思うかもしれないが残念なことにそれもある意味「AI」であり、そう思うようにプログラムされているのだという。

ただしいくつかの種族は、超進化を遂げこの世界と同じ世界をシミュレートすることができる「ポストヒューマン」になれるだろうと推測しており「ポストヒューマン」になれるかなれないかは我々の進化次第なのである。

そう考えると、なんとしてでも今の世界の人間が「ポストヒューマン」に進化を遂げたいのですが現段階の最高峰のシミュレーションが「セカンドライフ」ということであれば、この世界を作った「ポストヒューマン」に鼻で笑われるだけだろう。ちなみに、もはやだれも覚えていない「ニコンドライフ」はどうなりましたでしょうか。

【記事参照】
Do we live in a computer simulation?
http://goo.gl/1QkRx
シミュレーション仮説について詳しい説明
http://goo.gl/AWrPT

(ライター:たまちゃん)

記事元:秒刊SUNDAY

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