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これが核燃料だ!ロシアの『核燃料リサイクル施設』見学レポート

      2014/11/12
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使用済み核燃料は、いったいどのように保管されどのように再利用されていくのか。そもそも核燃料ってリサイクルできるのか?原子力に関し、一気に注目が集まる中、ロシアの核燃料リサイクル工場を見学したと思われるレポートが公開された。テレビやラジオなどでよく耳にする『使用済み核燃料』らしき制御棒が良く見えるので一度じっくり見ていただきたい。

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こちらがウラル山脈にあるマヤーク核施設。
吊るされている、黄色いカプセルのようなものが使用済み核燃料の箱だ。
この中に燃料が入っているため、外部に放射能が漏れないよう、厳重管理されている

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さて、使用済み核燃料はどのように抽出するのか。
実はこのただ広いフロアの床の下に核燃料があるという

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ちらりと見える制御棒。
これを抜き出し、先ほどの黄色いカプセルの中に詰めると言う作業が
この施設での仕事のようだ。

当然、手作業ではなくロボットを使い作業を順調にこなす。
福島ではこの燃料棒が溶融し、格納容器に穴を開けたと言われているが
実際には何処まで溶け、現在どうなっているのかは全く未知数。

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先ほどの燃料棒を、黄色いカプセルに詰める作業です。
一歩間違えれば大惨事、それにしても理論上漏れないように設計されているからか、
作業員は案外軽装である。
放射能よりも、圧死させられないかどうかのほうが心配のようだ。

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カプセルに詰めた後は、このように無造作に保管しておいても外部に放射能は漏れないようだ。
しかし、マヤーク核施設では1957年9月29日、ウラル核惨事を起こし、放射能汚染の問題を起こしている。
もっとも当時は現在のような厳重管理ではなかったのが起因しているわけだが。

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作業後は、人体に汚染の影響がないかチェック。
汚染された人間が万が一、歩き回っていたらひとたまりもない。

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こちらの石碑は、この施設で亡くなった人を弔う石碑。
事故はつきものだが、できることならば安全でいてほしい。
彼らの命がけの職務が我々の生活を豊かにしてくれていることは言うまでもない。
また今日、国内でも同様の仕事をこなす、彼らの作業の安全を祈願したい。

記事参照:EnglishRussia

ライター:ユカワ

記事元:秒刊SUNDAY

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