おみくじで大吉を引いたら持ち帰る?保管と処分方法のまとめ
2014/12/17 SNS拡散レベル 1 281 views
初詣に行ったら、今年の運勢を占う意味でおみくじを引かれる方も多いのではないでしょうか?
大吉、小吉、中吉、大凶・・・明治神宮では、吉とか凶とかを占う文言は使用していないとのことですが、一般的に吉や凶の文言が気になりますが、引いたおみくじは持ち帰るものなのでしょうか?持ち帰ってから処分する方法は?
今日はそんなおみくじについて調べてみました!
おみくじの歴史
現在のおみくじの原型は元三慈恵大師良源上人(912~985)の創始とされ、鎌倉時代から参詣者が個人の吉凶を占うために始まったとされているようです。
代表的なおみくじの引き方は、3パターンあります。
みくじ棒
細長い円柱もしくは、角柱の箱の一部から、みくじ棒を取り出して、番号を見ておみくじを受け取る方法。
おみくじ選択
箱の中にあるおみくじを参拝者が選択して取り出す方法。
自動販売機
自動販売機で、おみくじを取り出す方法。
みくじ棒や、おみくじ選択方法は、運勢を占う意味で、慎重に選択する感じがしますが、自動販売機パターンでは、買わされている感があって占っている感じがしないのは、私だけでしょうか(汗)
昔よく見かけたヤマガラによるおみくじ芸というのも懐かしい動画を見つけました!
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おみくじの運のいい順
おみくじで、吉と凶のいい悪いは分かりますが、派生した中吉とか、小凶とかの順番ってどうなっているんだろうと思い、この件を調べてみると、神社によって、また地域によってまちまちらしいのですが、神社本庁公式の『神道いろは』では、細分化された場合、以下の順としており、左から順に良いとされています。
大吉-中吉-小吉-吉-半吉-末吉-末小吉-凶-小凶-半凶-末凶-大凶
小吉と吉、凶と小凶と半凶が、思っていた順番が、私が思っていた順番ではありませんでした。
末吉は吉の下の順位ですが、末凶は大凶に近いなんて、思ってもいなかった順番だったので驚きです。
おみくじを引いたらどうすべき?
私は、おみくじを引いた後、すぐに読んでもって帰っていましたが、おみくじ売り場のそばの木におみくじを結んでいる人もいますよね!
これは、「結ぶ」が恋愛の「縁を結ぶ」に通じることで、江戸時代からの風習とされているようです。
凶のおみくじを引いた場合、「利き腕と反対の手で木に結べば、困難な行いを達成した修行をしたことになり、凶が吉に転じる」という風に言われているようです。
利き腕でない方の手なので、結構大変な感じに思えます。
おみくじの持ち帰りに関して、調べてみると、”おみくじに書かれている内容のようになって欲しい”ならもって帰るべきで、そうでなければ結んで帰るのがいいようです。
おみくじの保管と処分方法
おみくじをもって帰る場合、お守りと同様に扱い、財布や鞄に入れておくのがいいようです。
忘れた頃に、おみくじを読み直すと、ちょっとした気づきが書かれている場合があります。
凶を持ち帰って廃棄したい場合は、神社に行って納めるか、お塩で清めてからゴミに出すのが正しい方法とのことです。
初詣で、おみくじを引いて新年を占うことは、ドキドキすることでもあります。
単に吉・凶という文言だけに執着せず、詳細を読んでみると、忘れかけていた教訓や、気づきが書かれていたりします。
おみくじを引く機会があれば是非、隅々まで読んで見るのをお勧めします!