【2015】台風10号のたまご発生!米軍(JTWC)予報、気象庁予想進路は?
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台風9号が来週、日本に影響を与えそうな状況ですが、そんな中、南の海上で台風10号のたまごが発生しました。
現在、気象庁では熱帯低気圧(b)という扱いなので、名前はまだ付いていませんが、早くて本日中には台風10号と認定されると思われます。
気象庁によると、熱帯低気圧b(台風10号のたまご)は7/2現在、フィリピンの東におり中心気圧は1002hPa、しかし3日6時には1000hPaまで気圧が下がり最大瞬間風速が25m/sと予想され、この時点で台風10号として発表されるでしょう。
なぜ熱帯低気圧という表現なのかと言いますと、気象庁では台風になると思われる熱帯低気圧が発生した場合、発生順ではなく、発生時にアルファベットを割り当て、最大風速が17m/s以上の大きさになると台風として番号が付けられるルールになっているからなんです。
台風10号のたまごは台風9号と似た進路をとるものと思われますので、台風9号のJTWCと気象庁、各国予報最新進路を掲載いたします。
気象庁予報とJTWCの精度の比較
どちらの情報も精度がどちらが高いということはないです。
気象庁は国の機関であり、国民を守る為に情報を分析を行っておりますし、一方のアメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(
JTWC)も自国の兵士を守る為に情報を分析し、発表しております。
ここで重要なのは、どちらの情報が重要と言うことではなく、複数の情報から自分自身が比較検討しながら総合的に判断すると言うことだと思います。
当サイトでは7カ国の気象機関が発表している台風情報を掲載しておりますので、皆様の参考情報になれば幸いでございます。
複数の情報から情報を得ていれば、台風がどちらの動きをしたとしても対応できる範囲が広がるので、どんどん活用していきましょう!
5月10日15時55分の気象庁実況発表によると、中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55m/sで最大瞬間風速は75m/s。
1時間におよそ20キロの速さで北西に向かって進んでおり、現段階の情報では12日に沖縄へ接近、13日には関東地方に接近する可能性がありますので、雨や風などに十分対策を行って下さい。
各国機関台風進路予想図
米アメリカ海軍(JTWC)の予想をはじめ、各国ともほぼ同じ予想となっております。
各国気象機関略称
・HONG KONG(HKO)・・・香港天文台 ・USA(JTWC)・・・ 米軍合同台風警報センター ・JAPAN(JMA)・・・気象庁 ・BEIJING(NMC)・・・国家気象中枢 (国連各加盟国・地域における中核的な気象機関) ・TAIWAN(CWB)・・・台湾中央気象局 ・KOREA(KMA)・・・大韓民国気象庁 ・PHILI(PAGASA)・・・フィリピン大気地球物理天文局 |
米アメリカ海軍(JTWC)発表 台風予想進路
注意)時刻表記が協定世界時(文中表記はZ)となっているので、日本時間に直す際は+9時間して下さい。
リンク:http://www.usno.navy.mil/JTWC/
JTWCとは?
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。この台風情報は、本来は米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人々もアクセスすることができます。通常は6時間おきに情報を発表します。なお、このサイトの台風情報の見方ですが、時刻表記が協定世界時(文中表記はUTCではなくZ)となっている点に注意する必要があります。日本時間に直すには時差の9時間を加えて下さい。また図の見方についてはJTWC Warning Graphic Legendを参考にしてください。
気象庁発表 台風予想進路
リンク:http://www.jma.go.jp/jp/typh/
台風第9号 (チャンホン) 平成27年7月2日6時45分 発表
2日6時の実況
大きさ
–
強さ
–
存在地域
トラック諸島近海
中心位置
北緯 11度25分(11.4度)
東経 153度05分(153.1度)
進行方向、速さ
西 30km/h(15kt)
中心気圧
985hPa
中心付近の最大風速
25m/s(50kt)
最大瞬間風速
35m/s(70kt)
15m/s以上の強風域
全域 280km(150NM)
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